はじめに  /  Prologue

今回で3回目の荒島岳、1回目は、平成7〜8年ころだと思うが、何時だったのか記録がない。シャクナゲ平に田部井淳子さんがいた。下りるときに足がつった。2回目は平成18年8月。真夏だった、にもかかわらず水を持っていかなかった。新しいペットボトルがザックに入っているとばかり思い込んでいた。シャクナゲ平で脱水症状になり引き返した。あまり、いい思いではない。今回は強風と寒さとの戦いだったが、防寒と水分の用意は十分。

データ  / Date

登山日 : 平成20年11月11日
山 名 : 荒島岳
読 み : あらしまだけ
標 高 : 1,523m
地形図 : 荒島岳

登山口へのアクセス  /  Access

◎登山口へのアクセス(東海北陸自動車道・白鳥ICから)
 ・白鳥ICから油坂道路(無料)に入り、国道158号線へ。
 ・九頭竜湖に沿って下り、道の駅「九頭竜」を右に見て、馬返トンネルを出た左に勝原(かどはら)スキー場の駐車場がある。
 ・駐車場は広く、きれいなトイレもある。銀嶺荘というロッジがあるが閉まっており、自販機も無いので事前に飲み水などの確保を。

コース  /  Course time

勝原スキー場---(35)---リフト終点---(80)---しゃくなげ平---(55)---頂上---(45)---しゃくなげ平---(75)---リフト終点---(45)---勝原スキー場

端数は5分、10分単位で切り上げ。休憩時間は含んでいない。

記 録 / Report





勝原(かどはら)スキー場の駐車場に車を止める。今日は、ザックもストックもなしで身軽に出発する。持ち物はカメラ兼用のケータイと肩にかけた水とタオルだけ。急斜面のゲレンデ道を登る。コンクリートの道が終わると、大きく右に回り、岩がゴロゴロの歩きにくい道となる。駐車場から35分で最終リフトに到着。ここから山道となる。登山口の標柱を見て紅葉の登山道に入ると、すべりやすい道が続く。ところどころに丸太の階段もある。ブナ林に入ると道が緩やかになる。リフト終点から紅葉が見ごろで、樹姿の良いブナの間の道を行く。どんどん標高を上げてゆくと急な階段が続く。登りが切れたところがしゃくなげ平。ここで小荒島岳経由の中出コースと合流する。

休憩する時間を惜しんで出発する。一旦、下って右からの佐開コースと出会う。ここから頂上までは狭くて滑りやすい急登が続く。岩場の続く急登、もちが壁で単独行の男性と続けてすれ違う。一人は「寒くて頂上には、おられなかった」と言う。頂上間近で霜柱や樹氷を見る。風も強くなる。そして荒島岳の石柱のある頂上到着。先着は男性一人。強風と寒さの中、自撮りした後、早々に退却する。しゃくなげ平で昼食をとり、ブナの紅葉写真を撮りながら、同じ道を下山。

帰路、JR越美北線「越前下山駅」手前のホテルフレアール和泉の向かいにある「九頭竜温泉・平成の湯」で汗を流す。大人500円。施設は小さいが露天風呂もある。駐車場では、猫がボンネットの上で丸くなっていた。この日は寒かったからなァ。


頂 上 九頭竜温泉駐車場にて


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コース地図は国土地理院の電子国土Webにより作成したもので、コースの赤線はイメージです。
このページのレイアウトを変更したときに地図を作り直ししました。


この日記は、登った日、当時の個人的な記録です。ヤマケイのガイドブックのように、必要な情報を網羅してはおりません。リスクは自己責任でお願いします。

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