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沖縄県の山歩き

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大 石 林 山


はじめに / Preface

平成26年12月13日、この日は、午前中、国頭村の西銘岳を歩いてきた。昼には下りていたので、次に大石林山を目指した。大石林山は名前は山だが、登る山ではなくハイキングの出来る公園である。本島最北端の辺戸(へど)岬の近くにある日本唯一の熱帯カルスト(下に注釈)でもある。この施設は、平成4年3月の開園当初は金剛石林山といっていたが、中国に同じ名前があるので、平成12年、名前を変更したと同行のNさんが教えてくれた。ここは、沖縄に来たときに名前は知っていたが、「おおいし」なのか「だいせき」なのか、読み方が分からなかった。そんな紛らわしい名前より、金剛石林山の方が、ダイヤモンドは採れなくても夢があると思うけれどねェ。

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駐車場の一角にある入場券売場で受付を済ませると、小型バスで5分ほどの精気小屋と呼ばれるところまで運んでくれる。この精気小屋を起点に「美ら海展望台コース」「亜熱帯自然林コース」「巨岩・石林感動コース」「バリアフリーコース」の4つのコースが設定されていて、それぞれのコースを周遊できる。この日、我々は2時間かけて「バリアフリーコース」以外の3コースを歩いてきた。縁結びの岩、孫悟空、烏帽子岩、宇宙人、生まれ変わりの岩、骨盤石、ピカソ岩などなど、それぞれの岩に名前が付けられている。また、日本最大級のガジュマルも見ることが出来る。この日は土曜日だったので、来訪者が多いほうだろうが、個人のお客さんばかりだった。観光バスの団体さんは、こんな最北端までめったに来ないので、ゆったりと、のんびり歩くことができた。帰りはバスに乗らず、一番下の写真のようなガジュマルの木を見ながら、駐車場まで歩いて山を下った。

《ご参考》熱帯カルスト…大石林山は、沖縄本島最北端に位置し、約2億年前(古生代~中生代)の石灰岩が雨水などで長い年月をかけて侵食されてできた山である。石灰岩の台地は、二酸化炭素を含んだ雨水に溶ける性質があり、そのためカルスト地形と呼はれる特異な地形ができる。大石林山は世界の熱帯カルストの最北端にあたり、パプアニューギニアやインドネシア等の亜熱帯地域でみられる熱帯カルスト地形が日本では沖縄だけで見ることができるという(HP「沖縄本島の自然・琉球石灰岩とカルスト地形・サンゴ礁を巡る旅」より)。


データ / Data

住所:沖縄県国頭郡国頭村字宜名真1241
名称:大石林山(だいせきりんざん)
TEL:0980-41-8117
営業日:年中無休
受付時間:9:00-17:00(4-9月)、10-3月は9:00-16:00
http://www.sekirinzan.com/
アクセス、料金などは、上記のURLから、ご確認を。







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