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データ / Data

登山日 : 平成24年6月29日
山 名 : 富士山/高木山(上のPHOTOは、高木山の”つつじのこみち”から富士山。富嶽三十六景のようなデフォルメされた形にみえる。宝永噴火でできた宝永山まである)
読 み : ふじさん/たかぎやま
標 高 : 357.2/344m
地形図 : 上麻生、美濃加茂

登山口へのアクセス / Accses

(東海環状自動車道・美濃加茂ICから)
私は納古山の林道から戻ったので県道97号線経由で健康の森に入ったが、わかりやすくご説明するため、美濃加茂ICからご案内する。
1.ICを出たら、一旦、国道418号線を西に向かう。
2.最初の信号(十郎橋)を右折し、県道348号線(山之上古井=やまのうえ・こび=線)に入る。
3.T字路にぶつかるので、左折する。あとは道なりで「みのかも健康の森」を目指す。看板に従い左に入り、ひと登りすると広い駐車場がある。下段の管理棟周辺の駐車場は関係者専用。
ナビだと美濃加茂市山之上町7559で。

コース時間 / Course Time

駐車場---(25)---富士下林林道の登山口---(15)---富士山頂上---(20)---富士見橋---(30)---高木山頂上---(20)---駐車場
端数は5分、10分単位で切り上げ、休憩時間は含んでいない。

記録 / Report

今月4日に木和谷(こわたに)コースで納古山に登った。頂上からは600メートル余の低山とは思えない360度の展望があった。その日は、晴れてはいたが遠くは霞んでいたので、恵那山までしか見ることができなかった。29日は、朝起きたら久々の快晴。天気予報は、午前中は晴れ、午後は曇りという梅雨の中休みのようなので、北アの大展望を期待して川辺町の西尾根登山口から登り、頂上からは納古口へ下りる予定で出かけた。しかし、残念ながら三和の林道が通行止めだった。車を片隅に止め歩きかけたが、途中で丸太のバリケードが造られており、進むことができなかった。このため、引き返す途中、4年前に行ったことがあったが、PHOTOも記録も残していない富士山と高木山に行くことにした。

地図

このコース地図は管理棟でもらったパンフに加筆したもので、赤矢印のように歩いた。


ガラガラの駐車場に車を置き、管理棟で地図をもらったところまでは、前回と同じ。今回は、富士山へは逆コースで登ろうと一旦、あじさいの池から東に下って園外に出て、富士見橋(渡道橋)の手前から林道を進んだ。20分ほど歩くと分岐があるので左へ。緩やかな登りとなり、休憩舎の建物を左に見る。その先の左に富士山登山道の入り口がある。丸太の階段が組まれた道が続く。富士見橋からの道と合流すると頂上まで3分ほど。頂上には富士神社の祠があり、富士山と書かれた山名板、三角点がある。前回、富士山と彫られた石柱があったような記憶があったが、見当たらなかったので記憶違いか。展望は南の一部だけ。


 
駐車場 アジサイの池 林道
広い駐車場 アジサイの池 林道へ(富士見橋から撮影)
林道 分岐 登山口
林道を行く 林道分岐 左へ 登山口

登山道 合流 頂上
こんな道を行く 健康の森からの道と合流 富士神社
三角点 下山道
三角点と山名板 南方向のみ展望 下山道

富士山から高木山へは、富士見橋まで下って園内に戻る。分岐を右へ。左はあじさいの池に通じる道。ここから高木山へは、変化にとんだ楽しいコース。丸太の階段や石組の階段は歩きにくいが、岩場あり、絶壁あり、振り返れば富士山。扇谷の絶壁は、覗き込むと目がくらむほど。高所恐怖症の人には、おススメしない。この日は、久々の青空だったが、気温も上がり、手元の温度計は34度。熱中症にならないよう水分補給をしながら歩く。ひとつピークを越え、ふたつ目のピークが高木山。頂上には3階建ての砦があり、360度の展望がある。西には雲がなく、伊吹山、養老の山々まで見ることができた。掲示してある写真では、御岳まで写っているが、この日は、そこまでは見えなかった。


はしご 高木山 渡道橋
はしごを下りる 高木山 富士見橋(渡道橋)で健康の森に戻る
分岐 つつじのこみち 石組みの道
分岐を右へ つつじのこみち 石組の階段

岩場 一旦下る 丸太の階段
岩場 一旦、下る 丸太の階段を登る
東北ピーク 絶壁 高木山
ひとつ目のピーク(振り返って撮影) 扇谷の絶壁 高木山頂上

駐車場に戻るには、777段の階段を下りるか、愛宕神社経由の尾根ルートを歩くかだが、できれば階段は避けたいので、尾根ルートで下った。3合目休憩所で階段と合流するので、ここからは階段を下りる。下りたところのどんぐりパークにはノムラモミジが赤色の葉を見せていた。


 
下山道 丸太の道 はぎのこみち
尾根ルート下山口 急降下する はぎのこみちを下る
休憩所 のむらかえで
3合目休憩所 777段の階段 ノムラモミジ

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◎前回の記録

手帳、筆記具、ケータイを忘れたため、コース時分の記録がありません。詳細時間は不明ですが、10時30分頃から登り始めて、12時には高木山で昼食を摂っていました。

(H20/10/2)
「名古屋からの山旅」(西山秀夫氏編)を見ていて、日帰りで富士山と白山に登るというのに興味を持ち出掛けた。全国に○○富士の名前を持つ山はたくさんあるが、ここは、正真正銘の富士山である。「みのかも健康の森」までの地図を頭の中に入れたはずなのに、美濃加茂市内の国道418号線に入って不安になってきた。.このため、コンビニで買い物をしたついでに道を尋ねた。東進して二つ目の信号を左折と教えてもらい、その通り走ったが、一向にそれらしき施設はない。もう一度、信号まで戻って道路標識を見ると、この道ではないことが分かった。更に東に進むと、次の信号を左折だった。県道山之上古井(やまのうえこび)線を北上し、施設の入口を見つけた。

園内の周回道路を円を描くように進むと、広い駐車場があり、管理棟もすぐ見つかった。事務所で地図をもらい、早速、富士山を目指した。園内は広く、この中にバーべキュー、パターゴルフ、フィールドアスレチック、ローラー滑り台などなどの施設があり、家族向けのレジャーランドといったところか。

もらった地図を頼りにあじさいの池を経由し、県道の上に架けられた富士見橋を亘ると登山道に入る。道標に従い登るとあっけなく富士山頂?である。小さな社と富士山の名前が入った手書きの山名板がある。薄暗くて眺望もない。分かって登ったのだが、何かだまされた気分。同じ道を帰るのは、おもしろくないので、下山は富士見林道に下りる。整備された登山道を下ると休憩用の東屋があり駐車場もある。更に下ると、林道に出た。そのまま林道を西に進むと県道に出たので、少し南に戻って隙間を見つけて再び園内に入り、高木山を目指した。

つつじの小径と名づけられた道から石段を登ると急な岩場に出る。このあたりは見晴らしもよく、バリエーション豊富である。振り返ると先ほど登った富士山を見ることが出来る。なるほど、富士山の名に値するきれいな三角形をしている。ただし、高さは本物の10分の一以下だが・・・。右側が崖になっているキケンな所には杭と鎖でガードしている。のぞいてみたら、目がくらみそうな絶壁だった。

高木山は富士山と違って明るく、「よろこびの砦」と名付けられた木造の塔があり、登ると360度の展望。ここは健康の森の園内だが、公園の中の山とは思えないほどで、正直に言って富士山より楽める山であった。

下山は「よろこびの階段」と名付けられた七七七段の階段と愛宕神社経由の2ルートがある。「よろこびの階段」の謂われは、漢数字の七を三つ重ねた略字は「よろこぶ」と読むところからだそうだ。私は、階段を利用せず山道を下った。愛宕神社を経由し、さらに下ると、「よろこびの階段」の途中に出た。この階段は、途中、疲れたら休めるようにベンチまで階段に組み込んである。パラソルを持った老婦人と娘さんの二人組みが優雅に休憩していた。階段を下り終え、そのまま、道なりに進むと駐車場に出ることができた。

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◎お願い
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