ハイホーの山日記




ふくおうざん
福王山 
598m


福 王 山(西から撮影)


この地図は国土地理院の電子国土Webにより作成したものです(赤線はアバウトです)


(H22/5/3)
福王神社駐車場---(5)---福王神社---(20)---奥の院---(10)---頂上---(15)--東海自然歩道出合---(25)---神社駐車場



◎登山口へのアクセス
・国道306号線から看板に従い、福王神社・福王カントリークラブ方向に入る。
・ゴルフ場を過ぎると神社の駐車場があるが、ここに入れず、スロープを上がる。
・左側に駐車場があるが、更に進み、石段直下の左にある駐車場に止める。


写真は石段直下の左側にある駐車場。山を一周してくると、この駐車場の南に出る。

福王神社は、聖徳太子が毘沙門天を安置したというから古い歴史を持っている。毘沙門天は、日本では福と財を与えるといわれており、商売の神様として信仰されている。(ご参考・・・毘沙門天は、インド出身の神様で、仏様ないし仏法を守る役目を担い、四天王の随一として北の方向を守護している)

福王山は、三池岳の前衛峰のような位置にあり、306号線を通るたびに、時間があったら登ってみようと思っていた。しかし、この山だけのために出かけるには、自宅から遠すぎるので、なかなか機会がなかった。
スギ木立の長い石段を登る。登りきると本殿がある。本殿と御堂の間の鳥居をくぐって山道に入る。
薄暗いスギ林の中を行く。七福神や「奥の院参道」の標識が誘導してくれるが、踏み跡が不明瞭な所もある。途中から雨が降ったら沢になるような溝道となる。写真左は弁財天。
登りきるとTの字分岐があり、左折すると奥の院がある。ここは平坦になっている。
再び分岐に戻り、頂上へ。
頂上への道は、木に巻かれた赤色と黄色のツートンテープが誘導してくれるが、切ったスギ材が散乱しており、あまり整備されていない。
頂上は展望もなく、山名プレートもご覧の有様。ここまでは迷う心配は無いが、この先は、木に巻きつけられた赤テープだけが頼り。踏み跡も不確かなので、テープを探して進んだ。1度、テープを見失いかけた。明瞭な尾根道もあるが、全体としては分かりにくい。
途中、竜ヶ岳の展望あり、手前は山桜、5月3日なのに、まだ咲いていた。
下りきって平坦地に出ると明瞭な広い道となり、道なりに進むと、出たところは東海自然歩道の標柱の近くだった。(福王神社まで2.1キロぐらいの地点)明るい空間で、道の両側には石が並べられていた。
明るい自然歩道歩きもここまで。この先は密度の濃い林の中を歩くので昼でも薄暗い。このまま、東海自然歩道を歩けば、最後に沢を渡って福王神社の駐車場の南に出る。


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