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今回は、沖縄県の山に登る

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石 川 岳


はじめに / Preface

12月25日、久々の快晴だった。テニスをするため「うるま市石川」にでかけた。テニスが終わって時計を見たらまだ午前10時。この日は、午後から図書館でボランティアをする予定だったが、まだ早い。すぐ帰るにはもったいないような天気だったので、目の前にある石川岳に登ることにした。石川青少年の家から登るコースは、週に1回、施設が休みとなることを知っていたが、休みが何曜日なのか覚えてなかった(あとで調べたら月曜日が休みだった)ので、いつでも登れる「石川市民の森登山口」から登ることにした。ところが、せっかく登ったのに30分で往復できるほど短かったので、何か消化不良というか欲求不満というか・・・。しばらく眠っていた登山意欲に点火してしまったので、翌日、あらためて青少年の家から登ることにした。

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この山は沖縄本島の中部にあり、地図を見ると、本島で東西の距離が一番狭くなったところにある。うるま市と恩納村の境界に位置する。登ってみて感じたことは、高さは204メートルと決して高くはないが、トラバースあり、尾根歩きあり、谷あり、沢あり、ロープ場あり、アップダウンあり(山だから当たり前だが)、亜熱帯の森歩きありと、バリエーション豊かな山だった。きっと、これからも何度も登るだろう予感がする。

およそ3ヵ月後の3月11日、3回目の石川岳を歩いた。前の2回は単独行だったが、今回は5名。お1人が初参加。あとの4人はNEOS山登りクラブの皆さんと一緒だった。結果として、前2回に歩いていなかったコースを歩いたので、自然の家の地図が表示する全コースを歩いたことになる。今回は遠くが霞んでおり、写真を撮っても絵にならないので、1枚も撮影しなかった。コース時間のみを記載する。なお、この日は月曜日。自然の家の休日なのでゲートは閉まっていると思っていた。すれ違った方に聞いたら、自然の家のゲートは空いていたので車で入れたそうだ。登山口が変わると選ぶコースも変わってくるから、月曜日にこの山に登られる方は事前に確認された方がいいかも。


データ / Data

登山日 : 平成24年12月25日(市民の森から頂上までの往復)・26日(青少年の家からCコース)・平成25年3月11日(市民の森からBコース経由でAコース)
山 名 : 石川岳
読 み : いしかわだけ
標 高 : 204m
地形図 : 石川


アクセス / Accses

1. 沖縄自動車道、石川ICを出たら左折して県道に出る。
2.200メートルくらいで国道329号線と合流するので左折する。
3.4つ目の信号を左折する。左の角はファミリーマート。
4.坂道を登り、高速道路の陸橋を渡ると東山カントリーを右に見る。
5.Y字路に標識(下の写真)があるので右折する。左に行くと石川市民の森駐車場へ行くことができる。
6.石川青少年の家が右にあるので入って坂道を登る。事務所等の建物の周辺が駐車場である。なお、事務所手前の右側にも大型車用駐車場があるが、奥まで行ったほうが便利である。
国道329号線から市民の森駐車場へは、警察学校の前を通る近道もある。


コース / Course

<平成24年12月26日、青少年の家からCコース>
石川青少年の家---(18)---A・BC分岐---(20)---ターザン広場---(25)---友愛の池---(14)---十字路分岐---(6)---頂上---(17)--石川青少年の家
このコースは、途中、写真を撮った以外は、頂上で10分休憩しただけなので、切り上げをせず、実際の時間を表示した。

<平成24年12月25日、市民の森から頂上往復>
石川市民の森駐車場---(16)---頂上---(12)---石川市民の森駐車場
実際の時間を表示。

<平成25年3月11日、市民の森からBコース経由でAコース>
石川市民の森駐車場---(5)---城の展望台---(十字路からBコースへ 15)---ターザン広場---(A・BC分岐経由 30)---頂上---(15)---石川市民の森駐車場
5分単位で切り上げ表示、頂上・ターザン広場以外での休憩時間を含む。


記録 / Report

青少年の家の事務所で登山受付をする。その際、コース地図(一番下に地図のページあり)を受け取り説明を受ける。氏名、電話番号とA・B・Cの3コースの内、どのコースを歩くか記入する。直接、山頂に向かうのがAコース。石川岳の山麓を反時計回りで半周して尾根道を頂上に向かうのがCコース。その中間がBコースである。なお、以下のレポートはCコースを歩いている。

昨日の快晴とは打って変わって、この日は小雨交じりの中を出発。建物の中央の階段を登り、舗装路に出たら右へ。カラフルな登山道入り口の道標を右折して山道に入る。少し歩くと、いきなりロープ場に着く。ここは不安定なロープに頼るより、むき出しの木の根を階段替わりにした方が楽だろう。ロープ場はさらに続く。「息切れの坂」は、標識があったところから傾斜を増す。赤土の道なので、降雨時には滑りやすいので注意する。途中、右手に海が見える。太平洋に宮城島、平安座島などが浮かんでいる。登山道の木には名前と解説がある。イタジイとかボロボロの木という変わった名前の木もあった。見た目はボロボロではなかった。
《ご参考》ボロボロの木---ボロボロの木科の落葉小高木。山地に生え細枝は折れやすく、冬には落ちてしまう。葉は卵形で先がとがる。春、黄色の花をつけ、実はやや楕円形。材はもろい。(koto bankより)
語源は不明だが、名の由来は材質がもろいからか?。イタジイは、一般的にはスタジイと言われることが多いと思う。成長すると樹冠がドーム型になる。木がブロッコリーのように見える「やんばるの森林」の写真を見るが、それが、このイタジイである。

道標 入り口 事務所

この看板で右へ

石川青少年の家入り口

事務所で受付をする

石川岳 登山道へ ロープ場

石川岳が見える

登山道入り口

ロープ場

ロープ場続く イタジイ 息切れの坂

ロープ場が続く

イタジイ

息切れの坂が始まる

赤土の道 太平洋が見える ボロボロの

滑りやすい赤土の道

右に太平洋が広がる

ボロボロの木



AコースとB・Cコースの分岐を過ぎると「涼風の森」に入る。琉球竹と潅木の平坦な山道を進むと再びロープ場に着く。ここはロープのお世話になった。ここのロープは結び目(ノット)が作ってあるので、山登りをよく知っている人が張ったのだろう。「原始の森」を進むと亜熱帯の植物が多く、沖縄の山を歩いている実感がある。それにしても、どんどん下る。これだけ下ると、登り返すのが大変だ。と言っても204メートルの山。目の前に大きな木が倒れて根がむき出しになっている。2011年の台風で倒れたと解説がある。ここには「ターザン広場」の標識もある。アチコチの木からロープが垂れ下がっており、広場になっている。

さらに進むと再びどんどん高度を下げる。もう山の高さぐらいは下っているような気がする。沢沿いの道となり、狭い流れを渡る。沢沿いの道がやがて沢の中を歩くことになる。この日は水量が少ないので靴の中に水が入るようなことはなかったが、雨上がりだと靴が水没するかも?。帰りに事務所の方に聞いたら、雨が降っても水量は、あまり変わらないと言われたが・・・。沢が狭くなり、靴の置場所もないところにロープが張ってあった。何も考えず掴んだら、固定されていないロープで、緩んでいるところを持ってしまった。すぐ、足を踏ん張ったのでケガはなかったが、思い切り頼っていたら肩から岩場に転倒するところだった。

出発前に事務所で沢の中を歩くことを聞いていたので、前へ前へと進んだが、道も踏み跡もないので、聞いていなかったら道を間違えたと思うだろうほどの狭い沢の岩の上を飛んだり跳ねたりしながら延々と下った。いつまで続くのかとC9地点で地図を広げたら、C10で沢下りが終わるようだ。沢下りが終わると思うと、つい足が速くなった。実は、昔、岩ゴケでスリップして嵌ったことがあるので、早く通り抜けたいと気持ちが焦る。そして「友愛の池」の標識で折り返すように左に進行方向を変える。登ってきた登山口に戻るときは、決して直進しないように!


分岐 琉球竹の道 急登

A・BCコースの分岐

琉球竹の道

再びロープ場が続く

原始の森 亜熱帯植物 ターザン広場

原始の森

亜熱帯植物の道

ターザン広場

沢沿いの道 沢歩き 友愛の池

沢沿いの道となる

沢の中を延々と歩く

この奥が友愛の池



垂直に近い崖を手を使って登る。距離は短いが、このルートで一番の急登。さらに急登が続くと「無言の坂」の標識がある。ここまで歩くと、疲れて無言になるからか?。時計を見ると、出発してから1時間ちょっと。一生懸命歩いてきたので一度も休憩していない。休む場所も無いので、山頂まで頑張る。木々の間から右に太平洋、左に東シナ海を見ながらの幅広の道は快適で、山を登っていると実感できる。南に下りるエスケープルートを2本、右に見て、昨日、歩いた「市民の森」からの十字路分岐を過ぎると、木の根の階段を登り琉球竹の登山道となる。一度下って登り返すと山頂広場に出る。中央に木の櫓が組んである。ここで、前日に出会った方と再びお会いした。その方は、「市民の森」から毎日登っておられるとか。昨日は快晴で、東シナ海、金武湾、恩納岳、南西方面の展望が開けていたが、この日は曇天で、海に輝きが無い。

写真を撮りながらのんびり歩いてきたが、ここまで1時間半。三角点にタッチした後、下山は「しりもち坂」でしりもちをつかないよう慎重に登山口まで下った。Cコースは、全行程2.8キロの山歩き。なお、毎週月曜日は施設の休日。以前は祝日も休所日だったが、今は、開いておられるとか。問い合わせは、℡ 098-964-3263へ。青少年の家をナビで検索するときは、沖縄県うるま市石川3491-2。


一番の急登 無言の坂 十字路分岐

一番の急登

無言の坂

市民の森への分岐

頂上 三角点 しりもち坂

頂上

三角点

腰が引ける下り坂が続く



《ご参考》この山では、平成21年11月、沖縄市の親子が道に迷い行方不明となった。親子は山中で一夜を過ごし、翌日、山頂から3キロ離れた恩納村側で警察と消防の捜索隊によって発見された(沖縄タイムスより)。204メートルの山といっても山懐が深く、道を誤ると危険もある。必ず、事務所に入山の届出と下山の報告をしよう。


★ご参考までに、石川市民の森登山口からのコースを写真のみでご紹介する。


駐車場 舗装路を行く 城の展望台

市民の森の駐車場

舗装の道を歩く

城の展望台

散策道 琉球 頂上

登山道の入り口

背丈より高い琉球竹

頂上広場



このコース地図は、石川青少年の家で受付をしたときにいただいた地図です。


コース地図へ

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◎お願い
この日記は、登った日、当時の個人的な記録です。ヤマケイのガイドブックのように、必要な情報を網羅してはおりません。リスクは自己責任でお願いします。


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