ハイホーの山日記




かいづきやま
貝月山 
1,234m

このページは、データが古いので、一旦、削除しましたが、アクセスがあるので戻しました。行かれる方は最新の情報を入手してください


(H10/8/9)

貝月ロッジ---(15)---第一リフト終点---(25)---第一・第二リフト道出合---(60)---長者の里分岐---(5)---小貝月---(15)---頂上---(15)---小貝月---(5)---長者の里分岐---(55)---第2リフト終点---(20)---貝月ロッジ

標高1,234mの貝月山にチャレンジ。2日前に大雨が降ったので、徒渉の多い長者の里キャンプ場経由を避け、久瀬村・貝月ロッジルートをとる。

山渓のガイドブックにあるロッジの裏の林道を行くが土砂崩れで道が寸断。沢に降りて進むが10分も行くと草と灌木が密生して進めない。どうもルート違いの貝月谷に入ってしまったようだ。途中で進むことを断念し、再びロッジへ戻る。35分のタイムロスとなった。上記所要タイムは、再び貝月ロッジに戻ってからの時分を記載。林道が定かでないので、スキーのゲレンデを直登し、パラグラーダーのお兄さん達の「いってらっしゃい」の声に見送られてリフト終点へ。右手の登山道のポストに登山届けを入れ、山道を進む。

道は結構広いが、雨が降ると沢筋になるようで、道の中央部分が深く抉れて歩きづらい。しばらくすると第2リフトからの道との分岐があった。私は第1リフトを経由してきたようだ。のんびり、のんびりで進むが、どこまで行っても、相変わらず道がえぐれており、深いのは1mにも達し、地質も脆く難渋する。道中、樹林で展望はほとんどなく、遠くにパラグライダーの指導をするスピーカーの音、近くはウグイスの谷渡りだけが聞こえる。

往路だけで500mlの十分すぎるほど水分を補給し、第1リフト終点から約1時間半。春日村からの分岐を過ぎると小貝月は僅か5分。トンボの大群と遭遇。胴の赤いのは赤トンボだと判るが、茶色や縞スジは名前不詳。山はすっかり秋の佇まいだ。登り下りを繰り返し、石楠花の群生地と池を過ぎると砦のように木が組まれた1,234mの山頂に到着。同時にふれあい坂内広場から来たという子供が2人到着。砦に登ると展望図があり、乗鞍、恵那山が遙かに望める。御岳、白山、伊吹、琵琶湖は雲の中。360°の展望である。子供の親達も到着する。その後、長者の里から来たという父子が到着。3時間かかったという。


再びトンボの群飛するなかを下山。リフト分岐では第2リフトへ行く道を選ぶ。林道下りを避け、急勾配のゲレンデを下りるが、あまりの勾配で真っ直ぐ下りられない。ジグザグに進むが路面の形状が草で隠れて分からず、時々転倒。スキー場のゲレンデは、歩いて下りるものではないことを実感する。ロッジまで下りてくると、久瀬温泉の表示があった。お一人様350円を支払い、風呂場へ行くと、他に誰もおらず、窓からパラグライダーを見ながら貸切風呂を楽しんだ。


岐阜県の山へ