ハイホーの山日記




みいけだけ
三池岳 
972m



(H18/5/4)

駐車場---(45)---沢登り分岐---(40)---八風峠---(10)---頂上---(40)---駐車場

国道306号線の田光(たぴか)川を渡り信号を西に向かい、八風射撃場を目指す。目的地まで道は1本。途中に八風キャンプ場入口の案内板があり、通過すると間もなく右手に射撃場がみえてくる。登山者の駐車場は左にある。

うす曇りの中、出発。駐車場からしばらくは、車でも通れそうな林道が続く。沢音を左手に聞きながら、栗木谷を登る。途中、堰堤の手前で沢を渡るが、これは間違い。引き返して再び、沢沿いに登る。林道のタイヤ痕は二輪車のものと思われる。再び堰堤にぶつかる。堰堤の前を横切り、沢を渡ると、いよいよ登山道となる。

  花崗岩のゴロゴロする山道が続く。どんどん登ってゆくと、可愛らしい三体のお地蔵さんが左手に佇む。手を合わせて通り過ぎる。登りきると庭園の回廊のようなのどかな道に出る。しばらくで八風峠についた。八風峠は広場になっており、かたわらに大鳥居が建つ。ここまで1時間25分。休憩後、頂上を目指すが、わずか10分で到着。曇ってはいるが、遥か下界の展望はよい。
 
ここで射撃場登山口から登ってきた老夫婦に出会う。三角点まではすぐと教えられる。そのとおり、わずか1分で薄汚いプラスチックの標識のある狭い頂上に着く。ここが頂上であることを確認しただけで写真も撮らずに食事場所を探しに下山。お菊池までは、ほんの数分である。池というより水溜り。水も美しいとは言えない。まだ霊仙の おとらヶ池のほうが、なんぼかきれいである。

寒さを感じ、ベストを着用し、ひたすら下山。途中、福王山の分岐を過ぎ、しばらくは背の高い笹道を下る。これが結構な急坂で木立や笹に掴まって降りる。登山道にはイワカガミが咲いている。雑木林を下りきると赤テープの目印があり、右手に堰堤が見える。アレッ、この道は朝来た道か?あとで違うとわかったが、そのまま林道を下っていくと間もなく射撃場が左手に見えてくる。すると先ほどの赤テープは射撃場経由の登山口だったのだ。なお、GWは多度神社の上げ馬祭りにつき、帰路、大渋滞に巻き込まれた。


三重県の山へ