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データ Data

登山日 : 平成24年1月8日

地形図 : 美束、横山

コース時間 Course time

高橋谷駐車地---(80)---谷山集落---(30)---鍋倉山まで4.5キロ地点---(20)--谷山集落---(70)---高橋谷駐車地

端数は5分、10分単位で切り上げ、休憩時間は含んでいない。

山行記 Report

平成24年の初登りは、頂上で新年会をする計画を立てた。行き先は、今年の干支にちなんで鈴鹿の竜ヶ岳、滋賀県の竜王山や日龍峰寺のある高沢山とか、ほかにも龍神伝説のある山など、いろいろ候補地を考えたが、新年会をするなら小屋のある山ということで避難小屋のある鍋倉山に決めた。

当日は春日村の美束経由で日坂林道を北上し、長者の里へ向かったのだが、市瀬まで行かないうちに通行止めになってしまった。2008年に長者平スキー場が閉鎖になったので、除雪をしないのだろうか。止む無く六合登山口から谷山経由の道に変更し、来た道を戻った。

ところが六合の登山口にも、「災害のため通行止め」の表示があった。行けるところまで行ってみようと雪の残る林道を高橋谷に沿って進んだが、数分行ったところで倒木が道をふさいでいる。軽自動車ならギリギリ通れるかもしれないが、普通車サイズでは無理。谷山集落まで車で入れるかも・・・と期待していたが、残念!。ここからだと山頂までの道は遠いが、広くなったところに車を止め、歩くことにした。

歩きはじめて10数分。小規模だがガケ崩れ箇所があり、土砂が道幅一杯に埋まっていた。この後、幅広のタイヤ痕のある道路に出た。こんな道を知っていれば、はじめから車でこの道を来ればよかったのだが、時すでに遅し。雪に埋まった無人の谷山集落を抜け、更に奥へ進む。ここまで先人の足跡を追ってきたが、足跡が消え、誰も踏んでいない雪道となる。小さな沢を二つ渡る。ひざまで雪があると歩きにくい。三つ目の沢に出ると、対岸の雪の中に道標があった。鍋倉山まで4.5キロとある。谷山集落から、ここまで1キロを30分かかって歩いてきた。単純に計算しても、頂上手前の避難小屋まで行くにも2時間以上かかる。雪に埋まった道標を見ると、この先、積雪はどんどん増えていくだろう。誰も歩いていない雪道をラッセルしながらだと・・・。新年会どころか、小屋に着いた頃にはうす暗くなってしまうので、今回は、ここで引き返すことにした。従ってこの記録は、高橋谷経由で鍋倉山まで、あと4.5キロ地点までの記録である。


道標 六合登山口 ガケ崩れ
六合登山口 いきなり通行止め ガケ崩れを越える
     
道標 広い道に出る 谷山集落
道 標 広い道に出合う 谷山集落
     
雪道が続く 巡視路標識 道標
雪道が続く この後、足跡が消える 巡視路標識 対岸に鍋倉山4.5キロの道標 ここで引き返す


コース地図へ

このコース地図は国土地理院の電子国土Webにより作成したもので、コースの赤線はイメージです。


今回のリベンジのためH24/4/8に計画したが、谷山〜避難小屋間が通行禁止に加え、長者平登山口への道も積雪が多く入れなかったので、和佐谷登山口から入った記録は、こちらから⇒和佐谷から鍋倉山


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