データ Data

登山日 : 平成21年3月21日
山 名 : 片知山/瓢ヶ岳
読 み : かたじやま/ふくべがたけ
標 高 : 966m/1,086m
地形図 : 苅安

アクセス Access

 ・ 国道156号線で美濃市の市街地を抜け、曽代の信号を左折し、新美濃橋を渡って、すぐ右折すると県道81号線に入る。
 ・ しばらく長良川に沿って北上し、道なりに進む。シェルのスタンド、交番を右に見る。食事処瓢麓苑を左に見て、谷戸橋を渡ったら右折する(信号は無い)。もしくは、交番の三叉路を右に進み、天理教の分教会を過ぎて左折する。突き当りを右折しても同じ道に合流する。
 ・ 川沿いに進み、製紙工場や集落を抜けると右に板山神社がある。ここにも神底谷経由で片知山への登山口があるが、ここから登ると車が2台ないと、同じ道を戻るか、延々と舗装道路を下りなければ車を回収できない。
 ・ そのまま進むと林道に入る。道は舗装されており、迷うような分岐は無い。途中、片知〜瓢ケ岳の稜線に通じる登山口が3ヶ所ある。瓢ケ岳だけに登るなら、一番奥の片知渓谷公園まで行く。トイレ付きの広い駐車場がある。今回は、ここに折りたたみ自転車を置いて片知山への一番近い登山口まで戻った。車は道路が広くなったところに駐車できる。
 (なお、トイレ付きの片知渓谷公園駐車場の更に奥に登山口と駐車場がある。展望台に通じるルートである。私は行ったことはないが、現地の絵地図では、本コースに合流するとある。下の地図に点線で表示。)

コース Course

登山口駐車場---(45)---縦走路分岐---(5)---片知山---(60)---南岳---(5)---骨ケ平---(20)---瓢ケ岳---(15)---骨ケ平---(岩屋経由 60)---片知渓谷公園駐車場−−−(自転車)−−−登山口駐車場

端数は5分、10分単位で切り上げ、休憩時間は含んでいない。

記録  Report

この日は、片知山から瓢ヶ岳へ、南から北へ縦走した。片知山へは板山神社からではなく、片知渓谷沿いに北に進むと、いくつかのヘアピンカーブを回ったところの右側に瓢ケ岳登山道の小さな標識がある。ここから登る。

車だと注意していないと通過しそう ヒノキの林の中を登る

 沢の右岸に沿って登る。道は沢を横切りながら高度を上げる。浮石に注意しながら歩く。ヒノキの林の中、急登、直登のササの尾根道を登りきると、縦走路に出合う。標識はなく、木に地図が付けられている。この地図は、登山口にもあった。分岐を右折し、5分のひと登りで潅木に囲まれた片知山の頂上に着く。雑草を刈り取れば、快適な頂上になるのだが・・・。

分岐の地図で自分の位置が確認できる 片知山(966m)頂上

 
 片知山から南岳へは、一旦、来た道を引き返す。登るときには感じなかったが、下りは急斜面である。分岐からはササの稜線をアップダウンしながら北に進む。縦走路からは正面に南岳、瓢ケ岳、東に御岳、乗鞍、穂高の北アから中央、南アまで遠望できる。密生したササが行く手を阻み、ストックが邪魔になるほど歩きにくい。

 左からの抜戸岩コースと出合うと急登となり、右に釜ケ谷からの道と出合うと、すぐ南岳頂上に出る。南岳は頂上といっても見晴らしもなく、単なる通過地点という感じである。再びササの切り開きとなるところに展望の良い地点がある。ここを大きく下ると5分で骨ケ平に出る。左からのルートは片知渓谷公園からの道。

南岳(1,086m)頂上 骨ケ平分岐点


 直進すると、一旦、下るが、まるで遊歩道のような丸太の階段が頂上まで続く。わずか20分で瓢ケ岳頂上に到着。能郷白山、白山から北・中央・南ア、恵那山まで展望が広がる。山名の表示板に金属製の箱があり、中には頂上から見える山名の入った写真などが収められている。ここから富士山は見えないという解説まである。

頂上への道 瓢ケ岳(1,163m)頂上

 
 下山は来た道を骨ケ平まで引き返し、右折する。片知渓谷公園までは、途中で3ルートに分かれる。今回は左折して岩屋不動コースを下る。このコースは雨や雪の日は、スリップに注意が必要。
 

片知渓谷公園から登るとY字路に出る 右は岩屋経由 片知渓谷公園駐車場 立派なトイレも完備


片知渓谷公園駐車場からの登山口 瓢ケ岳頂上から見る御岳


 片知渓谷公園駐車場から車を置いた登山口までは、あらかじめデポしてあった自転車で戻った。下りばかりなので、ぺタルを漕ぐ必要が無かった。


この地図は国土地理院の電子国土Webにより作成したものです(赤線緑線はイメージです)


◎前回の記録(片知渓谷公園駐車場からの往復)
(H10/07/10)
登山口駐車場---(35)---骨ケ平---(20)---瓢ケ岳---(15)---骨ケ平---(岩屋経由 50)---登山口駐車場


▲このページのトップへ

◎お願い
山の状況は絶えず変化します。登山道の崩落、がけ崩れ、橋の流失などによる通行止めは、集中豪雨や台風が来るたびに起こります。また新道ができたり、廃道になったり、時には登山道の付け替えなどもあります。登られる方は最新の情報を入手してください。
また、この日記は、平成21年3月当時の個人的な記録です。ヤマケイのガイドブックのように、必要な情報を網羅してはおりません。リスクは自己責任でお願いします。