ハイホーの山日記




ふなぶせやま
舟伏山 
1,040m



(H12/4/29)
あいの森駐車場---(25)---尾根道分岐---(10)---さくら峠---(20)---みのわ平---(35)---頂上---(西回り 65)---P


(H19/5/20)
あいの森駐車場---(5)---西周り登山口---(30)---阿弥陀様展望台---(15)---小舟伏---(10)---山頂---(東周り 25)---みのわ平---(15)---さくら峠---(25)---P

(H12/4/29)
美山町神崎から夏坂谷を左折。入口のゲートから林道に進むと「あいの森駐車場」に到着。
満開の桜が迎えてくれた。このあたりの桜は、飛騨地方の開花と同時期。

すでに駐車場は満車状態。杉林の登山道に入り、小鳥のさえずりを聞きながら山腹をジグザグに登る。ファミリーハイキングの名にふさわしく、道は広く、人も多い。先行の3人組、2人組、続いて10数人のパーティーを追い越す。結構、急坂である。狭い道なので、譲ってもらうのは、ありがたい。

鬱蒼とした杉林を過ぎると、芽吹いたばかりのミズナラ、カエデなどの落葉樹の林となる。足元には、スミレ、カタクリが咲く。しばらく進むと、また大人数のパーティーの背後につく。道が狭く追い抜けないので、テンポが遅くなる。このパーティーは、しっかりしたリーダーが先頭で、一斉に道を譲られる。林がやがて灌木となり、背後から西に開けた山々が望め、見晴らしがよくなる。眼下には、あいの森の駐車場が見下ろせ、随分と登ってきたことがわかる。

あいの森入口からの尾根道と合流すると、淡々とした楽な道となる。さくら峠の石仏に挨拶後、みのわ平で休憩。足元には一面カタクリの群落。白い花は、ハクサンイチゲか?。平坦な尾根道を進むと、三角の山頂が正面に現れ、ジグザグの急坂となり、ひたすら息を切らして 山頂へ。広い山頂には山の案内ボードがあり、雪をかぶった能郷白山、荒島岳の展望が素晴らしい。
下山は、西回りルートで小舟伏へ。登りとは、また風情が異なる景色になか、未整備な急な下りを一気に駆け下りる。下りは1時間5分。あっという間だった。

(H19/5/20)
2度目の舟伏。前回とは反対の西回りコースで登り、小舟伏経由で頂上を目指す。沢沿いに高度をあげる。沢から離れると九十九折れの急登となる。阿弥陀様で休憩後、尾根筋まで快調に飛ばす。尾根に出ると風が強く、小舟伏ではウインドブレーカーを羽織る。ここから頂上までは、すぐであった。頂上は前に来たときはもっと広かったように思ったが、今回来てみるとそうでもない。

天気の良い割に眺望も悪く、能郷白山も雲の中だが、屏風は望める。南方面は雲もなく、名駅前の高層ビル。岐阜駅前の43階ビルも遥かに見える。山菜取りの時間を含み1時間50分の大宴会の後、下山。7年前を思い出しながら下ったが、さくら峠ルートは記憶より急だった。

岐阜県の山へ