ハイホーの山日記




かまがたけ・ございしょだけ・くにみだけ
鎌ヶ岳・御在所岳・国見岳 
1,161m・1,210m・1,170m


左から鎌ヶ岳、御在所岳、国見岳(菰野町千草より)H22/5/3撮影

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(H10/12/19)

武平トンネル駐車場---(10)---武平峠---(25)---三ツ口谷分岐---(15)---鎌ケ岳頂上---(30)---武平峠---(30)---御在所岳頂上---(25)---国見峠---(20)---国見岳頂上---(15)---国見峠---(15)---御在所ロープウェイ山頂駅---(55)---武平峠---(10)---P



写真 上 鎌ケ岳

    下 御在所岳

  



武平トンネル駐車場をスタート。12月とは思えない程の暖かい気候。今日は忘年登山で鎌ケ岳と御在所岳の2峰を目指す。同じ方向へ進む若い男女と一緒になる。出発してすぐ目の前に武平トンネルが表れるが、登山道が不明。地図で見るとトンネルの中は通らないはずで、駐車場方向に戻るが見つからない。男女のペアも迷っている。女性に「どちらへ登るのですか?」と聞かれたので、「鎌ですよ」と答えると「じゃ、こっちへ来たくなりますね」
 
すると左下に登山道を発見し、4人でガードレールを乗り越え、旧鈴鹿スカイラインをくぐるが行き止まりとなる。よく見れば、トンネルの直前に右手に登る道があった。トンネルの手前の日陰は、霜が下りて凍結していた。灌木のなかをしばらくで武平峠に着く。

雨乞岳に行くという男女と別れ、鎌ケ岳を目指す。雑木林や砂岩、ヤブを越える。目の前には三角形の鎌、後方には御在所、左手には四日市方面の大パノラマが広がる。三ツ口谷分岐を越えるとガレ場となる。岩場の途中で足が届かず登れないで困っていた中高年の女性2人組を2組サポートする。登るときは助けてあげられたけれど、下りは別々になるだろうから、彼女達が、どうやって岩場を下りるか心配する。登りにくい岩場、崖壁の鎖場を登り切ると、アッという間に1,161mの頂上だ。何やら大声を出している男がいた。岳峠に向かって「1998年 ありがと〜う」と繰り返し叫んでいるいる。

記念撮影の後、しばらく岳峠や鎌尾根を見て、直ぐ下山。鎖場を慎重に下る。先ほどの女性2組は、まだここにいた。ガレ場、岩場を過ぎ、雑木林の道をかけ抜け30分で武平峠に到着。あまり鎌があっけなかったので、御在所に登った後に国見岳を追加の予定変更。単調な掘割状に抉られた道を、ただひたすらに登る。一部、崖の岩場を乗り越え、岩のペイントの数字が3からだんだん増えてゆき、9を最後に舗装された御在所の頂上周回道路に出る。長者池を左に見て遊歩道を御在所岳頂上へ。目の前に国見岳、竜ガ岳、その向こうに鈴北、御池、遙か霊仙を望む。伊吹は山の影になっているのか見えない。

一際大きな一等三角点の標識の前で記念撮影と昼食の後は、頂上周回道路の北の端から国見峠へ下り、国見岳へ。変化に富んだ登山道を行く。国見の頂上は岩場で、東海高校のワンゲル部の追悼レリーフが埋め込まれ、遙かの山の名を知ることが出来る。帰路は、同じ道を帰る。ロープウェイの終点でしばしのトカゲを楽しんだ後、掘割と砂岩の道を武平峠まで滑るように下りる。

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