ハイホーの山日記




こひでやま 
小秀山  
1,982m

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(H14/8/19)
二の谷コースは通行止めのため、三の谷コースを往復した。

乙女キャンプ場---(25)---三の谷登山道入口---(100)---二の谷との分岐---(20)---カブト岩---(10)---第一高原---(20)---第二高原---(20)---第三高原---(15)---頂上

頂上---(15)---第三高原---(15)---第二高原---(10)---第一高原---(5)---カブト岩---(15)---二の谷との分岐---(70)---三の谷登山道入口---(15)---乙女キャンプ場

頂 上

台風13号のニュースを聞きながら、乙女キャンプ場を過ぎ、林道ゲート前に駐車。今にも降り出しそうな空を眺めながら歩くこと25分。大きな看板に三の谷登山口の表示を右折。崩れそうなバラックの前を通り、ヒノキの林のなかをスイッチバックしながらジグザグに登る。延々と続く。この先の長丁場を考え、ゆったりペースで進む。

途中、一度、遙か上方に小秀山らしき山容の展望を見るが、それも束の間、再び林のなかへ。登山道は広かったり狭かったり、木の根登りやガレ場登りや丸太渡りなどバリエーションも様々。途中、もしもに備え右足にサポーターを巻く。1時間40分、ひたすら登り、やっと二の谷分岐に出るが、ここからかぶと岩までは急登。ところどころゼブラロープも張られている。登り切ったところの巨石がかぶと岩。デカイ。まるで登山道を遮るように鎮座している。

 ピンクのリボンに誘導されて右手に回り込むと、持つところも足を置くところも不確かなところを、オッカナビックリの大股開きで半周する。その後は、ハイキング気分で、第一から第三高原まで尾根を登ったり下ったり。どうしてこんな所に平らな場所があるのか不思議に思いながら、最後の力を振り絞る。最後の第三高原から頂上までは、ややウンザリ。行けども行けども、わずか15分の頂上までが遠い。やっとの思いで到着。頂上手前に山頂と勘違いしそうなミニ広場があり、右に曲がると腰の高さほどの大きな岩のテーブルがある。これを乗り越えたところに熊笹に囲まれた広場があった。山頂の真ん中にシートを広げる。

頂上からは、昨日の白草山からとは違った角度から御岳を見る。今日は御岳は山頂が雲に隠れている。

ガイドブックの下山タイム2時間半を目標に出発。第三、第二、第一と高原を順調にクリアし、かぶと岩も往路と反対の岩場を下る。ロープではストックは邪魔で背中に背負い、慎重に下る。ロープが終わり、再び、ストックを出した途端、岩に挟まって折れた。

分岐からの延々と続く山下りは単調で、林のなかを惰性で下る。水音が聞こえ、登山口の近いことを知るが、それからも結構長い。分岐の手前の薄暗い林のなかの社に、無事下山のお礼を言い、拾った木の枝をストック代わりにして軽快に林道を下る。林道途中の沢から流れ落ちる水でタオルと帽子を濡らす。冷たかった。目標の2時間半、ギリギリで到着。この頃には、涼しさも感じられる時間になっていた。また、太陽も顔を見せていた。天気予報通りだ。赤色の横断幕が見え、360°回り込むと車を置いたゲート前に到着。今日は誰にも会わなかった。

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