ハイホーの山日記


もたいえぼしたけ
母袋烏帽子岳
1,341m

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(H10/11/1)

母袋温泉ロッジ---(20)---登山道入口---(30)---大木の水---(5)---展望台---(15)---頂上---(林道経由 65)---温泉ロッ

天候 曇り。目標は檜峠経由の大日ヶ岳。八幡を過ぎた辺りで雲が多くなる。遠くの山々は厚い雲で覆われている。大日ヶ岳へは、もっとイイ天気の日に行こうと方針変更し、大和村の徳永から母袋へ向かう。

R156から10分余り、スキー場のゲレンデが見えると母袋温泉ロッジ前に着く。バンガローが並ぶキャンプ場を抜け林道に入る。先月の2回の台風のツメ痕なのか、道はまるで河原状態で大小の石が散乱し、中央部は大きく えぐれている。

標識に従い雑木林の登山道に入ると、すぐ小さな広場にでる。ファミリー登山に最適と案内にあるが、赤土混じりの斜面は、よく滑る。登山道は適当に荒れているが、踏み跡はしっかりしており、ところどころに悪趣味な黄色く塗られた道しるべ(というより看板)もあり、道に迷う心配は全くない。

歩くこと1時間、正面にピークが見えた。てっきり頂上かと思ったが、行ってみると展望台で、この先にも2つの小ピークがあった。

コースから右に外れて少し行くと「大木の水」がある。ゴムホースの先からポトポトと水が落ちている。大木の意味は不明。展望台からはブッシュで何も見えず、ただ通過するのみ。

最後のピークを下りたところに台風で倒れた巨木があり、その側に個室の簡易トイレがあった。何処に排水されるのか? 展望台から15分。まるでじらせるように、なだらかな斜面が続く。頂上には三角点があり、周囲は広場のようになっていた。地図で確認すると、北に鷲ガ岳。東北にとがった大日ヶ岳。そして東にひときわ威容を見せる御岳の姿が聳えている。その南には恵那山。こんなに良く見えるなら、大日ヶ岳へ行けばよかったか。

帰路は「できればこちらから下りてください」の標識に従い、90度右折。スリップ防止なのか、毛布やビニールござが敷いてあり、九十九折れの道をひたすら下る。途中から広い林道になり車も通れるかと思ったら、ところどころ大きく陥没しており、4WDでも無理。いつまで続くとも知れない林道歩きは単調でおもしろくない。こんな道なら登山道を下りれば良かったと思ったが、時すでに遅し。5万分の1の地図にもでていない道なので、本当に母袋まで戻れるのか不安になったが、1時間歩いて温泉ロッジに到着。お一人様500円の露天風呂で汗を流した。広い湯船を一人で満喫した。

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