ハイホーの山日記




のとがみね・しかのらくえん
能登ヶ峰・鹿の楽園 
759m



(H21/5/3)

黒滝公民館---(60分)---能登ケ峰頂上---(25分)---鹿の楽園---(40分)---田村林道下降点---(30分)---林道---(50分)---黒滝公民館

◎行き方(新名神高速道路から)
 1.甲賀土山ICを出て、国道1号線を右折。
 2.土山支所の交差点を過ぎ、猪鼻の信号を左折。
 3.十字路に突き当たったら左折。
 4.昭和シェルのGSを右に見て、黒滝養魚場の看板を右折。
 5.道なりに進めば黒滝公民館が左に見えてくる。

黒滝公民館前に車を止め、能登ケ峰の案内標識に従い階段状の登山道に入る。まずは能登ケ峰を目指す。植林の中の道は、フカフカで歩きやすい。TVアンテナの前を通り、赤テープに従って登ると、アッという間に能登ケ峰山頂に着く。

この橋を渡って登山道に入る 大きなアンテナを通過する
赤テープを探しながら植林の中を行く 展望のないひっそりとした頂上



頂上に展望はない。山頂から鹿の楽園への道は、明るい林を左にながら尾根の端を歩く。アセビの群生が現れると前方が崖のような地形になっている笹原に出る。登って下りたところが鹿の楽園と呼ばれる。どこでも下りることができるが、踏み跡を下った。事前に写真で見て想像していたより狭さを感じた。残念ながら鹿には遭遇しなかった。

再び崖を右に見ながら登り、狭い尾根を下るとアセビの群生地に着く。テープを目印に進むとP696の標識を見つける。ここからは一度、目印のテープを見失う。あたり一帯を探したらP696の標識を左にして右45度方向に向かったところにテープを発見する。この後も再び、テープを探しながら進む。テープがなければ、間違いなく迷子になりそう。テープを付けてくれた人に感謝。途中、田村川林道を示す木の標識があるが、これは無視し、しばらく行くと錆びたドラムカンのある林道下降地点の標識から下山する。

ここが鹿の楽園 アセビの群生
根元から別の木が生えている不思議な木 この朽ちたドラムカンが目印


この下山路に道はない。下りはじめた所には、踏み跡らしきものがあったが、途中から無くなる。しばらくは赤色や白色のテープがあるが、これも途中で消える。テープを木に巻くような余裕のない状態となったのかもしれない。私も写真を撮る余裕がなかった。どこを通ったら良いのかわからない急斜面。倒木が行く手をさえぎる。それが延々と続く。P696標識から能登ケ峰経由で登山口に戻った方がよかったかなアと思ったが、降り始めてしまったのだからと諦め、田村川の水音がだんだん大きくなるのを励みに下りること30分。小さな滝のすぐ北の林道に出た。未舗装の林道を45分の散歩をして駐車地に戻る。

上の木の写真を樹木医の塚本忠男先生にお見せしたところ、手前のまっすぐ立った枝にトゲが出ている木は「サイカチ」、後ろの木は「リョウブ」だと教えていただきました。(H21/11/25)

滋賀県の山へ