ハイホーの山日記




おいけだけ/すずきただけ
御池岳(コグルミ谷)・鈴北岳 
1,247m/1,182m



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(H13/5/5)

コグルミ谷駐車場---(30)---長命水---(40)---白船峠・鈴北岳分岐---(40)---丸山分岐---(15)---御池岳山頂---(5)---ボタンプチ---(20)---丸山山頂---(15)---鈴北岳分岐---(15)---鈴北岳---(50)---コグルミ谷駐車場


国道365号線の藤原町黄金大橋信号から国道306号線に入り、鞍掛峠に向かう。


駐車場は手前も登山口もすでに満杯。工事中の片側車線に邪魔にならないように置いて、「心の山」の石碑が立つコグルミ谷出合からスタート。

水のない沢沿いの道をひたすら登る。さすが連休中、人が多い。昨年の5月5日の蕎麦粒山とは大違い。それほどの急登でもないが、なまった体には応える。沢を横切り、九の字に曲がるところが長命水で、2杯飲むと若返るとか。水は結構、冷たい。しかし、鈴鹿の湧き水は汚染で飲めないと聞くので、ウガイのみ。

休憩もそこそこに出発。再び沢を横切り、左の山腹に取りつくと、九十九折れの雑木林に入る。かたくりの花が点々と咲きだすと標高940mのカタクリ峠に到着。左は白船峠から藤原岳、右は御池・鈴北岳への分岐。昔、炭焼きの人は、天ガ平と呼んだと標識にある。

ここから尾根伝いに右に向かうとバイケイソウの群生。分岐を直角に左へ。掘割のような登山道は、岩場歩きのような所もあり、前日の雨で、スリップしやすい。人が多く、他のパーティーに混じり、大集団で直登。途中の広くなったところで一気に追い抜く。登り切った丸山分岐を左へ。分岐には奥ノ平へ35分。ボタンプチへ40分とある。

分岐を左に取り、バイケイソウの群生地を進むとクマ笹のなかへ突入。ストックで笹を払いながらの行進。時折、泥濘もあり、歩きにくい。ヤブコギの彼方にボタンプチの頂上が望める。すでに大勢が山頂に立っている。昼食を摂るため、西側の断崖へ移動。ここへもヤブコギ。途中で踏み跡が消え、道が分からなくなってしまった。断崖からは遙か滋賀県の平野も望める絶景地。一歩、足を踏み外すと垂直に落ちそうだ。太陽が雲に隠れると、風が冷たく感じる。

昼食の後、再びボタンプチ経由で丸山(1,243m)、鈴北岳へ向かう。真ノ池を過ぎると、広々とした高原散策気分。「く」の字の道を近回りして直登すると鈴北岳。山頂からは、目の前に烏帽子、三国、そして霊仙も遠くに霞む。あとは、ただ下るのみ。鞍掛トンネルの真上を通りすぎ、急降下すると国道306号線に出る。国道下りで15分。Pに着く。

三重県の山へ