☆データ/Data

登山日 : 平成22年12月12日(上のPHOTOは、錫杖湖畔より)
山 名 : 錫杖ヶ岳
読 み : しゃくじょうがたけ
標 高 : 676m
地形図 : 平松

☆登山口へのアクセス/Access

1.私は亀山市内で前泊していたので、名阪国道を関ICで下りて、県道10号線を南下したが、高速道路で直接行くときは、伊勢自動車道の芸濃ICから県道10号線を西へ。芸濃ICから登山口へは、およそ10キロ。
2.JA芸濃GSの信号を南へ。
3.フランスベッドの工場を右に見て、次の信号を右折して県道42号線に入る。
4.道なりに西進して錫杖湖を目指す。
5.錫杖湖水荘を左に見て進むと、右側に白い橋が現れる。そのすぐ先の右側に駐車できるスペースがある。

☆コース/Course

駐車場---(5)---登山口---(65)---頂上---(45)---本法寺---(5)---駐車場

端数は5分、10分単位で切り上げ、休憩時間は含んでいない。

☆記録/Report

平成10年に鈴鹿の最北端・霊仙山に登って以来、12年かかって仙ヶ岳まで南下してきたが、今回、初めて鈴鹿を越えて布引山地の錫杖ヶ岳に登った。「錫杖」名前がいい。昔から北アの錫杖岳(2,168 m)に憧れていたこともあり、名前に惹かれて登ることにした。

今回は錫杖湖側の下之垣内集落から、左回りで東コース→西コースへの周回コースを歩いたが、このほか、関町向井から柚之木峠経由の道、同町福徳から小雀の頭経由の道、柚之木峠と芸濃町北畑を結ぶ北畑道などもある。なお、下之垣内集落からの周回コースと表現したが、ガイドブックによって、東コースのことを「下之垣内道」「Aコース」、西コースのことを「落合道」「本法寺道」「Bコース」などと表現している。
駐車場から少し戻り、白い橋を渡ったら、右に折れて川沿いに進むと、写真の大きな看板に出る。左折すると沢沿いの林道を行く。林道を歩くと、いかにも山道と言う感じの階段状の道が左手に現れるが、これは無視して、そのまま進む。


道路沿いに10台は駐車できる 白い橋を渡って右折すれば
東登山口へ、左折は西登山口
東登山口の大きな看板

正面に小雀の頭(この山は錫杖ヶ岳ではない)の三角形を見ながら進むと、左に大きな「2」の標識に出合う。左折すると山道に入る。


林道から小雀の頭が見える 山道への入口、番号は10まで
ある。頂上まで1,450mと表示
このあたりから傾斜を増す
頂上まで900m

「5」の標識からは、はっきりと尾根を登っていることが分かる。T字路に着く。右の道は関町福徳から登ってくる道。頂上は左へ。木の根の急登をする。「8」あたりからは尾根の水平移動となる。「9」からは急登。


木の根の階段と虎ロープ このあたりからは水平尾根を行く。
頂上まで400m
頂上への急登がはじまる


  東屋が頂上かと思ったら、まだ先があった。この先が難コース。自分の歩幅と合わないピッチの大岩登りとなる。両手を使ってよじ登り、頂上にたどり着く。標高は676メートルだが、周囲にさえぎる山がないので、360度の大展望だ。この日は雲が多かったが、北は鈴鹿の山々。南は経ヶ峰、青山高原方向まで見渡せる。大きな岩の鎮座する頂上の標識には、どなたがお作りになったのか、リースの飾りが付けられていた。


頂上直下の東屋 大岩が重なる頂上 錫杖湖を見下ろす


下山は、来た道を戻り、尾根の標識(本法寺横へ)に従い右折、ヤセ尾根を急降下する。階段多しという割には、さほどでもなく、うす暗い道を、ひたすら下りる。

本法寺横へ(階段多し)の
標識を右折すると西登山口へ下る。
西登山口の看板 西登山口から登るときは
本法寺の横から


この地図は国土地理院の電子国土Webにより作成したものです
往路;赤線 復路;緑線 いずれもイメージです)

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◎お願い
山の状況は絶えず変化します。登山道の崩落、がけ崩れ、橋の流失などによる通行止めは、集中豪雨や台風が来るたびに起こります。また新道ができたり、廃道になったり、時には登山道の付け替えなどもあります。登られる方は最新の情報を入手してください。
また、私の日記は、登った日、当時の個人的な記録です。山渓のガイドブックのように、必要な情報を網羅してはおりません。リスクは自己責任でお願いします。