ハイホーの山日記
ナビゲーション
トップページ 岐阜県の山 三重県の山 滋賀県の山 他県の山 特集・三峰山 What's New
八木三山
データ

登山日 : 平成23年10月3日

山 名 : 上の写真、右から八木山/双子山/愛宕山

読 み : やぎやま/ふたごやま/あたごやま

標 高 : 296m/248m/269メートル

地形図 : 犬山

問い合わせ : 各務原市観光文化課 058-83-9925

登山口へのアクセス

岐阜方面から

・国道21号線沿いのJR高山線・各務ヶ原駅を左に見て、陸橋を越えたら「おがせ町」の信号がある(東北の角はキャタピラ中日本、南東はスーパー「ヤマワ」)。その次の信号を直進する。国道は2車線のままゆるやかに右カーブするので、あらかじめ左車線にいないと直進できない。

・消防署を左に見て、次の信号を左折する。

・のぎもりクリニックを左に見ながら直進し、最初の信号を右折する。

・500メートルほど進むと、道は左に大きく曲がる。左手の八木山小学校の北角を左折する。左折の道は分かりにくいが、目印は石積みの空き地。

・3本目の八木山登山口の看板で右折する。鋭角に曲がる。坂を上ったところが配水施設駐車場。

犬山・美濃加茂方面から

・国道21号線の鵜沼東町の信号を西進して、三つ目の鵜沼西町の信号を右折する。東北の角はCoCo壱番屋。

・交番とスーパー平和堂を左に見て、次の信号を左折する。

・都クリニックを左に見て、最初の信号を右折する。のぎもりクリニックを左に見て、最初の信号を右折する。あとは、上記と同じ。

(上記の店舗や信号名等は、いづれも平成23年10月3日現在)

石積みの家 曲がり角の標識
小学校の北を左折(目印は石積みの空き地) この看板で鋭角に右へ 駐車場
コース時間

配水施設駐車場---(20)---八木山---(15)---双子山---(15)---愛宕山---(35)---配水施設駐車場


山行記

7年半ぶりに八木山に出かけた。その頃には、ホームページを開くことなど思ってもいなかったので、写真を撮っていなかった。八木山に限らず、このサイトの古い山行記には、ほとんど写真がない。先月、八木山のページにGoogleのアクセス解析機能を設定したら、このページもよく見ていただいていることが分かったので、写真を撮りがてら出かけた。自分の住んでいる各務原市の山なので、いつでも行けると思っていたが、なかなか行くことができなかった。前回は、この駐車場から西登山道へ向かい時計回りに周回したが、この日は、東登山口から反時計回りで歩いた。
なお、八木山北尾根は⇒こちらから

     
階段を登る 西登山口へ 配水タンク
東登山口へは、この階段を登る 西登山口へは この道に入り すぐ左折 階段を登ると配水タンク
東登山口 九十九折れの道 岩道登り
東登山口 九十九折れの道が続く ここを過ぎると尾根道に出る
分岐の標識 八木山頂上 頂上からの景観
尾根道の標識 八木山は右へ 八木山頂上 木曽川を見下ろす

配水施設駐車場に車を置けば、東登山道へも西登山道へも行ける。今回は、反時計回りで一周することにしたので、東登山口に向かうため、コンクリート階段を登る。数えなかったが、階段は100段以上はあったと思う。階段を登りきると大きな配水タンクが現れる。そのまま右方向に進むと東登山道の入口がある。登山口の道沿いにも何台も駐車車両があったが、トラックや会社名の入った商用車ばかりだった。

東登山道を登っていくと、すぐ中部電力の黄色巡視路標識のある分岐に出るが、これは無視して直進する。道幅が1メートルほどの歩きやすい九十九折れ道が続く。道は緩やかで、マラソンのトレーニングをしているのか、走って下りてくる人もいるほど緩やか。道がだんだん狭くなり、岩場に差し掛かると、すぐ尾根道に出る。右は八木山頂上へ。左は双子山へと通じる。

頂上へはすぐだが、岩登りとなる。直登と巻道の2ルートある。頂上は360°近い展望が楽しめる。南は木曽川をはさんで手前に各務原市の住宅街。その向こうは犬山城から名駅前のツインタワー。西はこれから縦走する双子山に愛宕山、そして金華山も。北は中濃から遥か揖斐の山々まで。金毘羅山は手が届きそうなほど近い。


双子山 八木・双子山の鞍部 双子山頂上
双子山を正面に見て下る 八木山と双子山の鞍部 双子山頂上
双子・愛宕山の鞍部 岩山登り ロープ場
双子山と愛宕山の鞍部 岩場登りが始まる ロープ場 (振り返って撮影)

尾根の分岐まで戻り、八木山を下り双子山に向かう。岩場のようなところを下っていくと、歩きやすい道となり鞍部に着く。ここから直接、駐車場に下る道もある。標識には「清水谷、急坂、10分で駐車場」の文字が見える。再び登りとなる。この間の尾根道は、残念ながら木々が繁っており、展望は良くない。双子山の頂上は標識がなければ通過しそうで展望もない。ときおり木の名前の札や木の解説ラミネート札が付いている。広葉樹が多いが落葉樹もあるので、紅葉も楽しめそうだ。アカマツも多い。この山の近くの車折(くるまざき)神社あたりでマツタケ狩りができるという話は聞いたことがあるので、ひょっとしたらと思って、目を凝らしたが見当たらなかった。

愛宕山への登りは、途中から足元注意の看板が現れ、岩場を登って行く。急なロープ場もある。手も使って登ると山登りをしているという雰囲気になる。それもつかの間、あっけなく愛宕山頂上に到着。


愛宕山頂上 四等三角点 岩山
愛宕山頂上 四等三角点 岩山の脇を抜ける(振り返って撮影)
おがせ池を見下ろす すそ野を行く 鉄塔の下を通る
おがせ池を見下ろしながら下山 すその道に出る 鉄塔をくぐる
右へ すその道 直進する
この標識は右へ こんな道をどんどん東へ ここも直進する

愛宕山の頂上も展望が良い。正面に伊木山があり、その向こうは濃尾平野が広がる。三角点は四等。つかの間の展望を楽しみ、西登山口目指して下山。大きな岩山の脇を抜け、眼下におがせ池を見下ろしながら足早に下る。途中、すその道の標識が現れる。文字通り山裾の道で、東へ平行移動する。右側には住宅が建ち並んでいるので、団地の中の道路を行けば駐車場に戻ることが出来るが、わざわざ舗装路を歩くこともない。

鉄塔をくぐって進むと中電の標識が現れ分岐があるが、ここは右へ。冒険の森の看板があるところも住宅街に下りずに直進する。1ヵ所紛らわしいところがある。道が突き当たりとなる。左は登り道。右は下り道。まさか登るとは思わないので、右に行ったら一周して同じところに戻ってしまった。正解は突き当たったら左へ。駐車場から西登山口に向かうときは間違えることはないが、愛宕山から駐車場に戻るときは、ご注意を。


コースの絵地図へ

このコース絵地図は、配水施設の駐車場と東登山口入口に立っている地図に、サイト管理人が加筆したものです。

▲このページのトップへ

前回の記録
   

(H16/3/28)
配水施設駐車場---(55)---愛宕山---(15)---双子山---(15)---八木山---(20)---駐車場

駐車場から愛宕山までは、時間を大幅にロスしているので、当てにならない。 

名鉄電車の各務原線に乗ると、羽場駅〜鵜沼駅付近から「火の用心」と書かれた看板のある山が見える。前から一度登ってみようと思っていた。八木山小学校の北に配水施設があり、その前に車を止めた。松ケ丘団地の裏側を西へ進む。時計回りで愛宕山、双子山、八木山の順で周回するコースを行く。この3つの山を総称して八木山三山とか八木三山という。   

20分ほどで、愛宕山下の登山口に出る。もう少し行けば、おがせ池に出る。登山道は、はっきりしており、迷う所はない。岩まじりの道だが歩きやすい。林の間から遠くの山々も遠望できる。  

愛宕山の山頂へと向かう途中、狭い登山道で中高年の団体さんに追いついた。30人位いただろうか。女性が多いようだ。リーダーらしき男性が団体の真ん中付近で山の解説をしている。しばらく待ったが、終わりそうにない。道が「逆くの字」になっているので、リーダーから私は見えると思うが・・・。今まで団体さんの後ろに何度も付いたことはあるが、たいていは、リーダーが「道をゆずって!」とか「全員山側に寄って!」などと言って通してくれるものだが、今回は道を譲ってくれそうな気配もない。止むを得ず、少し戻り、木の疎らになったところから山側に強行突入して追い越そうとしたのだが・・・。。   

結果は失敗だった。一旦は、追い抜いたが登山道に戻る所がない。そのまま、ヤブ漕ぎならぬ雑木漕ぎで更に先に進んだ。もともと道のない所に加え急斜面であり、衣服やザックが枝に引っかかり時間が掛かって、なかなか進めない。やっと登山道に合流できると思ったら、上の方で人の話し声が聞こえる。先ほどの団体さんが通り過ぎたあとだった。苦労して登山道に戻ったが、また、団体さんの後ろに付くだけなので、大休止して、ずっと先に行ってもらうことにする。   

10分くらいの後、眺望を楽しみながら愛宕山の山頂に近付くと、賑やかな話し声が聞こえる。先ほどの団体さんは、愛宕山の頂上でランチタイムの最中だった。それも人が通る所をふさいで座っている。「ゴメンナサイネ」と言いながら間をくぐりぬけてきたが、他の登山者に迷惑を掛けているとは、全く思っていない様子。「謝るのは、本当はあなた達なんだよ」と言いたかったが、言っても理解してもらえるかどうか・・・。   

愛宕山の山頂を過ぎると、道は一気に降下する。そして少しの平行移動があり、双子山への登りが始まる。双子山の頂上は、まるで通過地点。眺望もなく、立て札がなければ気がつかないほど。双子山からは、再び下るが八木山が見える。見える山頂を目指すのは、目標がはっきりしていて気持ちがいい。八木山への登りは、結構、急なところもあり、岩場登りや短い鎖場もあり、バリエーション豊富。山頂には祠や石碑が建っており、信仰の霊場のよう。頂上からの展望も良く、360°見渡せる。三山では一番、標高が高い。   

八木山からの下山は整備された道で、九十九折れの道が続く。あっという間に登山口に着いたが、車を止めた場所が分からない。登山道から直接、駐車した場所へ行く道があるのだが、登山口を左に曲がってしまったので、住宅街に下りてしまった。つつじヶ丘団地ということは分かるが、ここがどこだか分からない。そこへザックを背負った女性が正面からやってきたので、配水施設の駐車場の場所を聞いたら、「もっと西ですよ」と親切に教えてくれた。地図を持っていったのに、肝心なところを見ていなかった。(正解は、登山口まで下りたら右に行く。大きなタンクを左に曲が込み階段を下りれば、配水施設の駐車場に出ることができる)。


▲このページのトップへ