西 銘 岳
登山日 : 平成26年12月13日(上の写真は、登山道から西銘岳)
山 名 : 西銘岳
読 み : にしめだけ
標 高 : 420.1m
地形図 : 楚洲
1.沖縄自動車道、許田ICを出て国道58号線を名護市方向へ。
2.名護市内に入る手前の「世富慶」の信号を右折する。400mほど先を左折し、名護東道路に入る。名護市の中心部を通らないで、大宜味村に抜けることが出来る。
3.国道58号線を北上し、辺野喜ダムの道路標識を右折(信号はない)。
4.辺野喜ダムの手前を左折し林道に入り、少し行くと右に広い休憩施設がある。最後のWCである。なお、トイレの水は飲めない。さらに進み、最初の分岐を左折、次の分岐を右折、その次も右折。その次の広い分岐は直進すると、左に鳥獣保護区の赤い看板があり、その右側に縦列なら4台ほど車を置ける空地がある。ここに車を止める。
駐車場---(60)---西銘岳---(40)---駐車場
端数は5分単位で切り上げ。休憩時間を含む。往路はロスタイムも含む。
《追記》 同行のNさんは、翌27年1月、再トライされた。迷うところがなかったので30分で頂上に到着したという連絡をいただいた。
先週、辺戸岳(⇒記録は、こちらから)を歩いたあと、西銘岳に向かった。しかし、登山口が分からず、辺野喜ダムの北の林道を西に行ったり東に行ったりしているうちに、左右に赤テープがある幅の広い登山道を見つけた。行けるところまで行ってみようと歩き始めたのだが、平坦な道ばかり続き、一向に登りにならない。あるのは、どこに抜けるのか分からない分岐とマングースの罠ばかり。西銘岳は、片道40〜50分ほどという予備知識はあったが、45分歩いても山頂すら見えてこない。この道は西銘岳の登山道ではないようだった。止む無く引き返した。
その後、1週間、拡大した道路地図を見て、前回、途中で引き返した林道を右折すれば登山口に辿り着けることが分かったので、今回もNさんとリベンジ登山に出かけた。上の「登山口へのアクセス」に行き方をご説明したが、下の画像とコース地図は、辺野喜ダムからの道も明示したのでご参考までに。
西銘岳への登山道には、赤布、赤テープ、木には青テープや直接塗装した目印があるので、それに従った。ただし、途中、分岐が多く、はっきり分かる分岐だけでも5ヶ所あった。基本は、分岐は北へ。そして、赤テープを確認する。ただし、40分ほど歩いたところの分岐では右の道に赤布があったので、それに従ってしまった。しかし、この道は、コンパスで確認しながら歩いたら、だんだんと東に進むうえ、大幅に下った。そのうえ、西銘岳と思われる山頂からは徐々に外れてゆくので間違いに気づき、分岐まで戻った。この右の道の赤布は、山頂への目印ではないので要注意である。このため、帰路、この分岐の、頂上に向かって左の木に赤色ではなく、黄色テープを結んでおいた(本当は、こういうことはしてはいけないのだが、次の方が間違えないようにするためなのでお許し願いたい)。この分岐は、直進するのが山頂への道である。赤布は直進して少し下ったところに付いていた。10分以上タイムをロスした。
山頂には展望はないが、手前の登山道から東の海が展望できる場所がある。また、頂上の手前に小ピークがある。一瞬頂上かと思ったが、道は更に続いていた。山頂には大きな三角点がある。二等と彫られている。また、メーターの付いた毀れた機械が撤去されずに残っており、高いポールが1本立っている。機械を動かすためのソーラー用ポールだったかもしれない。山頂は狭く、長居をするようなところではなかったので、早々に退却した。
下山後は、本島北端の大石林山に向かった。大石林山は、⇒コチラから
なお、一番下の写真のリュウキュウヤマガメは、前回、間違えた道の途中で出合ったもので、西銘岳ではない。
辺野喜ダムからの最初の十字路を左折 | 次のT字路は右折。次も右折する | この分岐は直進する |
駐車場、普通車の縦列なら4台は置ける | この鳥獣保護区の看板が登山口の目印 | 最初は広い道で始まる |
最初の分岐、直進する | 目印は多い | 倒木が多く、乗り越えたり迂回したりする |
根こそぎ倒れた木、 根の高さは2メートル以上(Nさん撮影) |
分岐は、原則北方向に進む、赤布も参考に | |
マングースの罠がアチコチに | 登山道初めての標識、正しい道を歩いている | この分岐を右に行ったら間違いだった |
登山道からの東海岸の展望 | この最後の分岐は左へ | 手書きの道標 |
塩ビ製の橋、滑るので注意 | またしても倒木 | ここは道が陥没しつつある |
頂上手前の小ピーク | 西銘岳頂上 | 二等三角点 |
(Nさん撮影)
マンリョウ | オキナワテイショウソウ | リュウキュウルリミノキ |
黄色の実のなるセンリョう | アリモリソウ(有盛草) | リュウキュウヤマガメ(国指定天然記念物) |
このコース地図は、国土地理院の電子国土Webにより作成したものです。
コースの赤線はアバウトです。 |
◎お願い
この日記は、登った日、当時の個人的な記録です。ヤマケイのガイドブックのように、必要な情報を網羅してはおりません。リスクは自己責任でお願いします。