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データ Data

  

登山日 : 平成24年2月5日 (上のPHOTOは「ふどうの丘」から迫間山を撮影、ふどうの丘は、今回のコースでは通っていない)

山 名 : 金毘羅山、明王山、迫間山、八木山、双子山、愛宕山

読 み : こんぴらさん、めいおうさん、はざまやま、やぎやま、ふたごやま、あたごやま

標 高 : 383m、358m、309m、296m、248m、268.5m

地形図 : 犬山、美濃関 (右のPHOTOは、明王山の頂上)

尾根道から

駐車場へのアクセス Access

おがせ池公共駐車場=各務原市各務おがせ町7丁目、南から北に向かうと御料理「藤乃家」を過ぎた右側にある。

各務原自然遺産の森駐車場=おがせ池の駐車場から各務原パークウェイを北上する。各務原市各務字車洞にあるが、地図検索だと離れた場所を示すので、「各務原市自然遺産の森」で検索すると市のHPで地図を表示する。
{補注}各務原パークウェイ= 西口(各務東町) 国道21号「おがせ町」交差点から岐阜県道205号長森各務原線を北上、おがせ池付近が各務原パークウェイの入口になる。東口は省略。

コース時間 Course time

自然遺産の森駐車場---(35)---金毘羅山---(10)---明王山---(20)---迫間山---(40)---自然遺産の森の「くもの丘」---(10)---八木山北尾根登山口---(45)---八木山---(65)---おがせ池駐車場

端数は5分、10分単位で切り上げ、休憩時間は含んでいない。

山行記 Report

日本列島は、この10日ほど前から、ひと冬に1度あるかないかという大寒波に見舞われており、北海道では氷点下32度を下回って、この冬一番の最低温度を記録としたというニュースもあった。岐阜地区でも、1週間以上、氷点下の朝が続いており、2月3日には大垣市で氷点下7度と市の観測史上、最低温度を記録したと山友が話していた。しかし、6日の日曜日は、穏やかな日になると週間天気予報が出ていたので、その山友と出かけることにした。3日に大雪が降り、西濃や中濃の山は雪崩が怖いので、まだ歩いたことのない八木山北尾根に決めた。北尾根だけだと2時間もあれば往復できるので、各務原アルプスの左回りと八木三山を組み合わせることにした。

まず、おがせ池の公共駐車場に置き車をした。そして各務原自然遺産の森にもう1台の車を止め、各務原アルプス南コースの途中からふどうの森に入り、金毘羅山に登る。このあと明王山まで行き、各務原アルプスの北コースに入る。迫間山から更に西進し、北コースの十字路を直進。再び自然の森に戻り、八木山北尾根登山口に入って八木山に登り、三山を東から西へ縦走する予定で出発。コース地図は、こちら⇒コース地図へ

自然遺産の森の駐車場を奥に進むと関係者駐車場の看板にぶつかる。その左の木製の扉は、いつも施錠されているが、右側は人が通れるくらい空いている。100メートル進んで、すぐ右折。50メートルで左折。

駐車場 登山口へ
各務原自然遺産の森駐車場 施錠された木の柵、右端が開いている
登山口 登山道入口
この道標で右折する 道路を横断して階段を登る
こんな道 分岐の道標
金毘羅山へは、こんな道 金毘羅山は右折、直進は直接明王山へ
金毘羅山頂上 明王山を見る
金毘羅山頂上 金毘羅山から見る 右、明王山頂上、左、御岳


しばらく進むと東屋が見える。左折すると各務原アルプスの北コースに出ることができるが、今日は急がず山歩きを楽しむコース設定なので直進し、アルプスハイキングコースの道標で右折する。5分と歩かないうちに駐車場に出る。ふどうの森の駐車場で、ここに車を置いて歩き始めることもできるが、自然遺産の森から歩いた方が、初めての方は地形が分かりやすいと思う。

舗装道路を横断すると手すりの付いた階段がある。登ると尾根に出る。右方向への赤い矢印があるが、金毘羅山は左に行く。 広い道を登ってゆくとY字分岐が2ヵ所あるが、すぐ合流するので、どちらを行ってもよい。どちらも左の道のほうが広い。途中に壊れたり横になっている防火用水のドラム缶が、いくつか見受けられ、美観を損なっている。

尾根の直登は勾配が急になった頃、正面に「金毘羅山は右へ」の道標が現れる。長細い頂上広場に出る。頂上からは東と北に展望が広がり、恵那山、笠置山、中央ア、御岳、乗鞍を臨むことができる。

明王山へは、狭い急な道を下りる。圧雪が凍っており、慎重に下りると舗装路に出る。舗装路を歩きたくないときは、平行して山道が付いている。舗装路に出ることなく明王山に繋がっている。山頂はアンテナ塔が目障りだが、展望は抜群。

なお、明王山は、地元の方は「めいおうさん」と言われる方が多いので、それにならった。不動明王の山なので「みょうおう」が正しいのかもしれない。



雪道 八方不動
2日前の雪が残っており よく滑る 八方不動明王
迫間山 道標
迫間山頂上 迫間山から下りた要注意の場所
くもの丘 凍る河
くもの丘の東屋 全面結氷の自然遺産内の小川


明王山から八方不動明王までは、舗装路を歩く。日陰では雪が解けておらず、腰を引いて歩幅を狭くして進む。6年前に初めて歩いたとき、八方不動の社の裏に登山道があることが分からず、迫間不動に下りてしまった。自宅へ帰る足がなく、歩いて帰ったことが思い出される。

八方不動の裏から迫間山の分岐に出る。山頂へは右へ。なお、下りたとき、不親切な道標がある。道標は直進を指しているが、T 字路になっているので直進の道はない。その直進の方向に階段状の道が見える。左右どちらでも行けるので、必ず、この道を登ること。

30分ほどアップダウンを繰り返すと各務原アルプス北コースの十字路に出る。右に行くと大岩見晴台から金山、向山、桐谷坂登山口方向。直進と左は自然遺産の森への道。私は「くもの丘」で昼食の予定だったので直進したが、左の道のほうが、はるかに歩きやすい。

くもの丘から八木山北尾根登山口へは、自然遺産の森の入口まで戻る。石が敷いてある道を真っ直ぐ下りた方がわかりやすいが、遺産の森の散策路を経由しても行ける。園内の川が13時を過ぎているのに凍っていた。入口まで戻ったら、舗装路を左へ行く。すぐ右側の待避所に登山口がある。



以上、自然遺産の森から左回りで各務原アルプスの一部を一周したが、自然遺産の森を基点とした右回りの記録はこちらから
各務原アルプスモデルコースへ



北尾根登山口 北尾根の道
北尾根登山口 林の中の道が続く
北尾根から 八木山
北尾根途中から 八木山頂上

北尾根登山口の目印は、不法投棄禁止の看板。よく見ると、その看板の左の木に小さな紙が巻きつけて登山口の表示がある。登山道に入るとウラジロの群生地が続き、緩やかは登山道が続く。展望はほとんどない林の中の道。

八木山手前の276メートルピークを過ぎると、アップダウンの岩場の尾根道となる。岩の続く道からは西方向の展望があり、北山から南にのびるいくつかのピークが各務原パークウェイに沿って望める。

八木山山頂に近づくと展望の良い岩場があり、双子山、愛宕山が望める。写真を撮ったが、逆光で真っ黒のシルエットだけが写った。



なお、この先の八木三山の記録は、次のページをご参照。 八木三山へ

愛宕山からの下山は、松ヶ丘住宅団地方面に下り、「すその道」を少し東に進んだところから中電の巡視路標識に従って西に進み、別荘のような民家に出て舗装路を東に進み、右折するとバス通りに出る。更に右折すると、右側におがせ池が見えてくる。


コース地図へ

このコース地図は国土地理院の電子国土Webにより作成したもので、コースの赤線はイメージです。

また、おがせ池近くの送電線も、現在の地形図には表示されていないので、アバウトで書き加えました。

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