ハイホーの山日記 |
みくにだけ あんぞだに | |
三国岳 阿蘇谷 | |
890m |
阿蘇谷は荒れているそうです。入山される方は、ご注意ください。
平成25年11月14日に阿蘇谷から三国岳を目指した、山仲間のM氏から次のメールが来ましたのでご紹介します。
11/14には、上石津町の「三国山」を目指して、阿蘇谷から入山しました。
ところが、登山道は大荒れに荒れており、登山口近くの鉄板の橋は2つとも流され、谷沿いの多くの木が、谷川に向かって根こそぎ倒れていました。
また、あちこちで川岸がえぐられて、川に土砂が流れ込み、あのワサビ田の石組みは原型をとどめてはいましたが、がれきで覆われたひどい状態でした。
上流で「三国岳」への登山道がわからなくなり、ダイラに戻り、昼食、下山するという結果となりました。
昨年、今年の台風の被害によるものと思われますが、元の状態に回復するには、長い年月が掛かりそうです。
(H11/4/29)
三国岳駐車場---(阿蘇谷経由 2H)---頂上---(10)---三角点---(阿蘇谷経由 1H20M)---駐車場
三国岳登山口近くの空き地に車を止め出発。新緑の登山口からワサビ畑を過ぎれば、渓流を右に左に、気持ちのよい汗を流す。
渓流を離れ、ジグザグの登山道に取り付く。設置するのは大変だったろうと思うような木製の橋が取り付けられている。キャンプでも出来そうな広場を過ぎたところで大休止する。
道をふさぐのは、去年の台風で倒れたと思われる巨木。右下に迂回し、斜面を切り開いた登山道を順調に進む。視界が広がり、伊吹、能郷白山を望めば、頂上は近い。カタクリの花が時折、顔をのぞかせる。最後の登りを一気につめる。通過しそうなほど狭い頂上だ。下りは1時間20分でゴール。気持ちのよい山だった。
平成20年11月から翌年4月にかけてダイラへの往来で阿蘇谷を3回通った。谷は荒廃しており、沢渡りの連続の道となっている。快適だった登山道は失われ、キャンプでも出来そうだった広場は消え、ワサビ田は、見る面影もない。阿蘇谷から離れても登山道は不明瞭で、グループで行くときは、同行者に石を落とさないように。
阿蘇谷経由でダイラへ行くときは、岐阜県の山のダイラ(阿蘇谷)に。