ハイホーの山日記 |
りょうぜんさん・あんさかわち | |
霊仙山・梓河内ルート | |
1,084m |
米原市役所のHPに「霊仙山登山之絵地図」のPDFファイルがあります。なお、この地図は南が上になっていますので、ご注意ください。こちらからご覧になれます。⇒米原市の観光ページにリンクしますので、霊仙山登山之絵地図(霊仙登山マップ)をダウンロードしてください。
(H20/9/14)
梓河内P---(30)---林道出合---(30)---林道終点---(80)---柏原道出合---(55)---避難小屋---(5)---経塚山---(80)---醒ヶ井ルートP---(100)---梓河内P
この所要時分は2回目の挑戦。平成19年10月に行ったとき、林道終点までは順調だったが、この後の道が、いくら探しても見つからず、止む無く引き返した。役場に問い合わせたら、次のような回答をいただいた。
******様 |
このため、役場から送ってもらった地図を持って、1年前のリトライを実施した。梓河内の集落の突き当たりの空き地に車を止めた。すぐ前が墓地になっている。近くの住人に駐車のお断りをして出発する。鉄製のゲートを自分で開け閉めし、小さな橋を渡り、霊仙山登山口の標識を見ながら、うす暗い登山道を登る。ふと足元に目をやると、何か動いている。ヒルである。それも次から次へと靴に這いあがってくる。手で払うも追いつかないほどである。靴の中に入り込まれたらどうしようもないので、必死で駆け登った。
そして林道に出る。1年前と比べると雑草だらけであった。よほど歩く人が少ないのだろうか。林道歩きでは鹿を発見。我々の気配に驚いて走り去ったが、早い!とても追いつけるスピードではない。(もちろん追いかけるつもりはないが)。
問題の林道終点に到着。掘割の登り道を進むと倒木が三重、四重に折り重なり、行く手を阻んでいる。前回と何も変っていない。前進は極めて困難だったが、その先には道があることを教えてもらっていたので、斜面を滑り落ちそうになりながらも大きく迂回し、やっと、その先の道に出ることができ、若森神社に出た。この先も、うすい踏み跡を進むが、途中で道が全く消えているので探しながら進む。そして、またしてもうす暗い林の中を歩いていると、不吉な予感がする。またしてもヒルの大量発生地点に遭遇。一体、何匹見ただろうか。払っても払っても靴についてくる。今までこんなに
おびただしいヒル群は見たことがない。決して大げさに言っているのではない。
ヒルの次はハチだった。突然、ハチの大群の中に入ってしまった。2箇所刺された。スズメバチでなくてよかった。このあとも踏み後が見つからない。何度も道が分からず
行ったり来たりした。ヒルにはやられる。ハチに刺される。道は分からない。まさにトリプルパンチだった。
やっと柏原道に出合うと合流地点に「この先、道が消えています。初めての方は通ってはいけません」という西出商店さんの標識があった。「一度でもこの道を歩いた人は、二度と通るものか」と同行者と大笑いした。
柏原道との合流地点の道標。 道も消えているが、文字も消えかかっている H24/6/11撮影 |
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◎お願い
山の状況は絶えず変化します。登山道の崩落、がけ崩れ、橋の流失などによる通行止めは、集中豪雨や台風が来るたびに起こります。また新道ができたり、廃道になったり、時には登山道の付け替えなどもあります。登られる方は最新の情報を入手してください。
また、この日記は、登った当時の個人的な記録です。山渓のガイドブックのように、必要な情報を網羅してはおりません。リスクは自己責任でお願いします。