環境省が行った調査によると、北海道の約55%の地域にヒグマが、本州の約45%の地域には、ツキノワグマが
生息しているそうです。つまり日本の国土の半分の面積には、クマが生息していることになります。ご注意を!



このサイトは、岐阜県の山に登られる方からのアクセスが多いため、4年前から岐阜県のクマの出没情報をご提供してきました。昨年の「岐阜県のクマ情報」には、今年になってからも5ヶ月で1,000件を越すアクセスがありましたので、6月1日から「平成28年のクマ情報」として更新することにいたしました。これからの季節に山に入る方は、十分に注意してください。なお、この内容は、岐阜県県建設研究センター県自然環境保全課高山市などの情報をまとめたものですので、詳細は出典の各サイトでご確認ください。




推計によると、ツキノワグマの岐阜県内の生息数は平成16年は866頭でした。それが18年に1,000頭を超え、23年には1,997頭に。県内の山林のほぼ全域でクマと遭遇する可能性があると言えます(岐阜県環境生活部)。
クマの出没件数は、平成23年度は岐阜県全県下で242件、同24年度−297件、同25年度−335件、平成26年度−1,438件、昨年の平成27年は447件でした。そして平成28年の出没件数は、382件でした。


平成28年(2016)岐阜県のクマ情報平成28年の出没状況の更新は終了しました。

≪お知らせ≫ 平成29年(2017)の出没情報は、コチラから ご覧ください。


地名については、高山市は巨大な市域を持ち、大阪府より広く東京都とほぼ同じ面積です。そのため「高山市旗鉾」とか「高山市無数河」と発表されていますが、地元の人や知っている人でないと、どこなのか分からないかもしれませんので、それぞれ「丹生川村旗鉾」、「久々野町無数河」と、私が分かる限り市町村合併前の旧町村名で表示しています。高山市以外でも「郡上市鮎立」、「飛騨市東雲」は、それぞれ「高鷲村鮎立」、「神岡町東雲」と少しでも狭い範囲となる旧町村名で表示しています。
なお、参照サイトの更新が行われないと情報のご提供ができませんので、今後、不定期での更新となります。また、固有名詞で表示した場所は、その付近で目撃されたという意味で、大黒岳、魔王岳など、直接山名表示は乗鞍23峰の山々です。


平成29年1月〜3月の情報 白川町、恵那市など計13件

12月の情報 は、2日、中津川市山林、9日、中津川市居住地、26日、上矢作町小笹原、27日、上矢作町小笹原、28日、白鳥町前谷で目撃されました。

11月の情報 は、1日、明智町吉良見、2日、恵那市中野方町、4日、高山市松倉観音堂、8日、上矢作町木の実(2頭)、岩村町飯羽間、川上村田之尻、10日、白川村木谷、15日、高鷲村大鷲、17日、大和村万場、18日、美山町笹賀、20日、白川村椿原、29日、上矢作町小笹原などで目撃されました。

10月の情報は、1日、下呂町小川(3頭)、中津川市飯沼、7日、白川町蘇原小学校、恵那市大井町、11日、中津川市茄子川、12日、高山市岩井町、川上村田之尻、明智町大田、13日、上矢作町石洞、16日、付知町城川、19日、上矢作町飯田洞(2頭)、山岡町上手向、20日、神岡町森茂、岩村町富田(2頭)、同八幡神社、上矢作町木の実、21日、高山市石浦町、25日、岩村町飯羽間(3頭)、31日、白川村飯島などで目撃されました。

9月の情報は、3日、下呂町乗政、4日、和良村下土京、5日、高山市岩井町西保木橋東、上宝村蓼之俣、6日、関ケ原町今須、7日、丹生川村久手、神岡町山田、串原村大平、同中沢簡易水道浄水場、中津川市飯沼、8日、中津川市坂本、串原町大平、10日、高根村小日和田公民館、11日、高山市岩井町公民館東、12日、白川村野谷、上矢作町飯田洞、13日、下呂町森区、14日、川上村御所根、13日、朝日村中電秋神ダム管理所、神岡町内保、15日、中津川市茄子川、21日、下呂町森区、22日、白鳥町石徹白(2頭)、27日、白鳥町白鳥(2頭)、丹生川村日面公民館などで目撃されました。

8月の情報は、1日、丹生川村久手、平湯峠上宝村側、魔王岳東、畳平お花畑不動岳側斜面、岩村町大根洞、2日、丹生川村下切発電所、高根村日和田高原ロッジ、エコーライン第一カーブ谷下(3頭)、坂下町樺の木、3日、下呂町火打、魔王岳北東(2頭)、大黒岳山頂(3頭)、4日、高鷲村大鷲、5日、高根村留之原、6日、上宝村新平湯温泉バス停、朝日村上ヶ見・大広境界、中津川市農地、10日、朝日村宮之前、12日、下呂町久野川、白川村荻町、同飯島、13日、川上村御所根、15日、高鷲村山林、上宝村平湯第2トンネル、朝日村黒川、16日、金山町金山、17日、上宝村本郷高沢橋、川上村田之尻、18日、朝日村黒川中島橋、川上村丸野、19日、川上村下平、21日、朝日村カクレハ高原キャンプ場(2頭)、同諏訪ノ森公園、中津川市山口、22日、金山町下沓部、荘川村三尾河魚帰りの滝、丹生川村板殿、上宝村栃尾、23日、丹生川村久手白樺橋24日、下呂町蛇之尾、26日、白鳥町向小駄良、乗鞍スカイライン4.1キロ、川上村海老ノ島、27日、白鳥町白鳥(2頭)、28日、魔王岳北北東、29日、八幡町初音、丹生川村岩井谷公民館北西(2頭)、30日、和良村下土京などで目撃されました。

7月の情報 は、1日、金山町戸部、山口村1丁目、同田之尻、2日、坂下町大門(2頭)、3日、上宝村本郷、八百津町久田見、4日、八幡町相生、馬瀬村川上、丹生川村桐山、5日、馬瀬村中切、荘川村六厩 白樺の森、乗鞍スカイライン3キロ、6日、美山町徳永、神岡町麻生野、7日、荘川村ダナ高原そ菜団地、平湯峠上宝村側、神岡町数河、8日、白川町赤石、下呂市保井戸、荘川村クルマート六厩、上宝村平湯トンネル入口、明智町馬坂、10日、下呂町三原、高鷲村大鷲、11日、八幡町入間、下呂町中原、同乗政、神岡町和佐府(2頭)、同森茂、上宝村新穂高ロープウェイ駐車場北(左俣谷)、乗鞍スカイライン6キロ、同11.5キロ、12日、丹生川村大萱 恵比須トンネル、神岡町打保(2頭)、魔王岳、15日、美濃市片知、同蕨生、16日、美濃市神洞(2頭)、乗鞍スカイライン7.5キロ、18日、平湯トンネル入口上宝村側、神岡町打保、19日、明智町東町、20日、根尾村黒津(2頭)、エコーライン鶴ヶ沢400m(3頭)、21日、八百津町南戸(2頭)、22日、川上村山林、岩村町山下、23日、和良村安郷野、25日、高鷲村大鷲、高山市越後町、26日、白川村鳩ケ谷(2頭)、乗鞍スカイライン13.8キロ、27日、上宝村平湯公民館北、八百津町福地、魔王岳北東斜面、エコーライン第1カーブ道路下、28日、朝日村青屋二又橋、魔王岳北北東、29日、白川村野谷、30日、国府町桐谷橋などで目撃されました。

6月の情報 は、1日、美山町神埼、関ケ原町関ケ原、朝日村御前大橋南、高根村上ヶ洞、2日、八幡町阿久田、萩原町大ヶ洞、丹生川村荒城川神社、道の駅ひだ朝日村、乗鞍スカイライン10キロ地点の谷下約170m、3日、下呂町和佐、高根村上ヶ洞七峰館、4日、丹生川村折敷地、高根村上ヶ洞七峰館、5日、朝日村上ヶ見諏訪の森公園、6日、明宝村畑佐(2頭)、下呂町火打、上宝村中尾橋、神岡町緑ヶ丘、同跡津川、付知町馬瀬、8日、高山市上岡本町、同飛騨高山スキー場管理事務所、久々野町無数河総合運動公園、高根村猪之鼻橋、神岡町野首、9日、JAひだ久々野支店、10日、中津川市山口、11日、白鳥町二日町、高鷲村大鷲、馬瀬村久須母、同馬瀬川上(2回)、下呂町乗政、宮川村池ヶ原湿原、12日、久々野町久須母クリーンセンター、朝日村大広・上ヶ見両地区境界、同大広観音橋、下呂町小ヶ野、東白川村越原栃山、川上村御所根、魔王岳新道先端より西北西に200m、13日、美並村上田、清見村藤瀬、高根村留野原日和田ハイランド陸上競技場、神岡町吉田、坂下町上野小野沢、14日、高根村留之原かがり火橋、古川町数河、白川村長瀬、上矢作町木の実、大丹池から魔王岳側に100m、15日、白鳥町二日町、宮峠頂上、高山市越後町、同塩屋町、白川村保木脇、下呂町乗政、神岡町柏原、同西漆山、不消ヶ池残雪上(畳平Pより600m)、17日、高山市上岡本町松倉シンボル広場、清見村牧ヶ洞R158号小鳥(おどり)橋、上矢作町宇連、同阿寺、18日、関ケ原町山中、神岡町二ツ屋、烏帽子岳北斜面、山岡町田沢、19日、朝日村甲、馬瀬村馬瀬、20日、馬瀬村馬瀬、丹生川村白井、高根村チャオ御嶽山荘(3頭)、上宝村双六多目的集落センター、神岡町下之本、同岩井谷、白川村保木脇、同尾神、21日、荘川村六厩三本松、神岡町西漆山、同山田(3頭)、同山田、八百津町福地、22日、馬瀬村馬瀬、高根村留之原、荘川村クルマート六厩、神岡町岩井谷、中野方町9区、烏帽子岳頂上、23日、白鳥町歩岐島、高山市滝町、同松倉町リスの森西300m、朝日村万石朝日橋南側、24日、久々野町総合体育館北、朝日村万石立岩口バス停、神岡町山田、付知町向川、25日、美山町笹賀、古川町畦畑、26日、荘川村バードタウンせせらぎ、同黒岩体育館、中津川市駒場、27日、美濃市神洞、高山市滝町、新穂高ロープウェイ第2乗場、スカイライン1.6q、下呂町野尻、四ツ岳頂上(2頭)、28日、丹生川村瓜田あぶみ橋、明智町横通、山岡町上手向、29日、丹生川村折敷地トンネル西、30日、高鷲村鮎立などで目撃されました。

5月の情報 は、4日、河合村稲越、6日、国府町桐谷橋、鶴巣公民館西、8日、上宝村荒原、9日、古川町戸市、11日、上矢作町漆原、中津川市旧川上村、13日、付知町塔の岩、同向山、15日、付知町塔の岩、18日、根尾村上大須、付知町下浦、19日、新穂高ロープウェイ駅、古川町中野、中津川市馬篭、東白川村越原大明神、20日、朝日村秋神橋、古川町袈裟丸、付知町下浦、22日、国府町三日町、23日、根尾村水鳥、高山市松倉町、24日、国府町今地、同八日町、上宝村双六山村広場、中津川市馬篭、25日、小坂町門坂、国府町桐谷橋、同山本、朝日村秋神橋、26日、高鷲村西洞、中津川市馬篭、27日、宮村高山西商工会館、清見村二本木脇谷前バス停、丹生川村森部、28日、丹生川村岩井谷、29日、東白川村越原陰地、31日、高根村高根第一発電所などで目撃されました。

4月の情報 は、6日、根尾村木知原、7日、美濃市立花、付知町稲荷、9日、白川村荻町、10日、白鳥町中西、11日、恵那市中野方町11区、12日、八百津町上吉田、付知町中野、白川村長瀬(2頭)、13日、恵那市笠置町河合、15日、山岡町上手向(2頭)、19日、八百津町潮見、21日、丹生川村日面公民館北、22日、八百津町潮見、24日、上宝村荒原、26日、上宝村十三墓峠、29日、中津川市福岡町などで目撃されました。


飛騨市(旧宮川村)の池ケ原湿原で、男性がクマに襲われケガ

平成28年6月11日(土)午後、岐阜県飛騨市の池ケ原湿原にツキノワグマが出没。観光に訪れた男性(53)が襲われ、顔のほか肩や胸などにケガをしました。襲ったクマは、体長1メートル50センチくらい。
「池ヶ原湿原」は、奥飛騨数河流葉(おくひだすごうながれは)県立自然公園内にあります。同高原は、携帯電話が通じないため、男性は自力で車を運転して下山し、119番通報したそうです。市は当分の間、湿原への立ち入りを禁止しました。岐阜県内でクマによる事故は、今年初めてです(岐阜新聞Webなどより)。
私は行ったことがありませんが、池ヶ原湿原は、標高960-980mの高原にあり、春、約6haの湿原に雪解けを待っていたかのように、30-40万株ものミズバショウが一斉に咲き、平成23年には「岐阜の宝もの」に認定されました(HP「北ひだの森を歩こう」より)。

《ご参考》
平成30年(2018)の出没情報は、⇒コチラから
平成29年(2017)の出没情報は、⇒コチラから
平成27年(2015)の出没情報は、⇒コチラから
平成26年(2014)の出没情報は、⇒コチラから
平成25年以前は削除しました。

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以下は、「クマ出没注意報」が発令されたときの注意事項。

◎予防策としては、鈴やラジオなど音の出るものを身につけるなど、クマと遭遇しない工夫が必要。ほかにも単独行動は避け2人以上で行動する。新しい糞や足跡を見つけたときは、すぐに引き返す。残飯は必ず持ち帰る(味を覚えさせない)ことが必要です。そのほかの注意点は、次のとおり。

■クマの注意点(森林総合研究所野生動物研究領域)
【出合わぬために】
・出没情報のあった場所に近づかない。
・山とつながっている林や川沿いのやぶでは特に注意する。
【クマに出合ったら】
・背を向けず、目を合わさず、ゆっくり後退する。
・大声を出したり走って逃げたりしない。
・襲われたら両腕で顔や頭の大ケガを避ける。

【遭遇したら…「死んだふり」はダメ 三重県で学習会】
「今こそ知ろう!ツキノワグマとのつきあい方」と題する学習会(NPO法人県自然環境保全センター主催)が6月27日、三重県菰野町の御在所岳にある「ございしょ自然学校」で行われました。講師役の農学博士、橋本幸彦さん(46)は「人がいることをクマに知らせ、遭わないようにすることが一番大事だが、ばったり遭ってしまったら、目を合わさずに後ずさりして」とアドバイスしました。(以上、平成27年6月28日、毎日新聞より)

《啓発ちらし》⇒「岐阜県のツキノワグマ」(岐阜県作成)

《追記》
平成28年に入ってからも、全国でツキノワグマによる被害が相次いで発生しています。中でも最大の被害は4人が死亡した秋田・鹿角市です。駆除されたクマの胃袋からは人の体の一部が見つかったそうです。専門家によると、クマが人を襲うことを学習してしまった以上、むやみに山には近づかない方がいいと言っています。クマ除けのベルは、かえって人がいることを教えているようなものだという意見もあります。

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